お約束を破っても。

2002年10月21日
今日は嬉しいことがあったので、
順番を破って先に書きます。

一日中Ragnarokしてました。
何か考えて文にする気など、毛頭起こりませんでした。

怖かったから。
寂しかったから。

昨日は文化祭の打ち上げで、学校のクラスメイトたちと
馬鹿騒ぎをしていたのに。なのに、怖くて、寂しくて。

ひたすら矢を放って、仲間が引退してしまったのを
寂しく感じて、それでも他の事をする気にもなれなくて。

ひたすら赤い古樹を狩っていました。エルダ森で。

ふとその人たちに声をかけたのは、どういう理由か。

気がついたら声をかけていたんです。
名前に親近感を持ったのかもしれません。
会話の内容が気になったのもあるでしょう。

話は盛り上がりました。
剣士さんとマジシャンさん。
午後いっぱい、話しまくりました。
夕ご飯を食べて戻ってみたら、アコさんが1人増えて
いました。また話し込んでいると、もうひとり……

そうして「何の話?」と入ってきてくれる人がいること。
「昔は回復のために座っているだけで友達になれた」
先輩プレイヤーがそうぼやいていたことを思い出しました。
「ラグナロクはそういう雰囲気のあるゲームだった」
管理が甘かろうが何だろうが、そんな雰囲気があったの
ならそのときからプレイをしてみたかった。
そう思っていた俺にとって、嬉しいことでした。

集団が六人になった頃、誰かが「素手で殴ってみよう」と
言い出しました。「皆でなら大丈夫だよ」と、皆がその
奇妙な企画にノりました。
もちろんそんな集団は目立ちます。
アタリマエですけどね。
んで、素手で殴りまくる鬼集団と化す。
何の集まりか尋ねる人がいる。
さあ貴方もという話になって。w。
まあ、↓みたいな雰囲気で終始。
タタタンタタタ、と素手で敵を殴る音がナイスw

http://project6yoake.fc2web.com/project/sudebu_inloki.jpg
http://project6yoake.fc2web.com/project/sudebu_inloki2.jpg

クリーミーの悲鳴が悲痛でした、エルダーウィローも
ガリガリと狩りました、ええ、ホントに
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!」という声が
沢山上がっていました(w。
記念撮影もしましたよ。
そして一同で素手で兄貴狩りに行ったところ、速攻で
タゲられて死者一号と相成りました。

素手部w

水曜日の24時にまた、アルベルタで。

そう約束しました。

面白い、面白い。
仲間がやめて孤独だと思っていたけど。
こんな人たちはまだいたんだ。

   ××××××××××××××××××

ゲームにのめりこんでいると、沢山の人が「それは
現実逃避だ」と言う。
でも今、Ragnarokに向き合ってる自分はそうじゃない。
嫌な人がいる。いい人もいる。
今日横殴りをしてきてしまったアコさんなど、俺に
回復とブレッシングまでかけてくれた。
無言で淡々と敵を狩るBOTもいた。
逃げるように立ち去る横殴りプレイヤーがいた。
詐欺に会ったこともあるし、ハックされたこともある。
レベルアップを祝ってくれた人もいる。
俺の悪意なしの横殴りに、暴言を吐いて消えた人もいた。

どれも、モニター越しに俺に触れた人間。

今俺がのめりこんでいるのは、ゲームだけじゃない。
ゲームも面白いけれど、その向こうにいる人間に
夢中になっているんだと、胸を張って言える。
色んな人がいるよ、色んな人がいるよ。
面白い。面白い。

ゲームの中で馬鹿騒ぎしました。
その間は、全部忘れられた。
心底楽しめました。本当に完全に恐怖を忘れられれば、
俺の鬱は治る……はずです。だから少しでも長い間、
夢中になって笑っていたい。

   ××××××××××××××××××

ラグナロクプレイ人口は、軽く4万に至ったようで。
俺は歓迎します。楽しめる仲間が増えるといいな……
そう期待しているから。
皆、一緒に楽しめればいいのに……
けれど楽しいばかりじゃない側面が、俺の逃避を
許してくれない。だからこそ、自分が夢の中の住人に
なってしまうのではないかという不安を忘れて
楽しめる。
そんな気がします。
モニター越しである以上、普通に人間と接するのとは
また違うのだとわかっていても。
……ね。



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