久しぶりに戻ってきました。
2002年11月10日うー。
色々あってパソコンをいじれない生活。
またまた一週間も滞ってしまいました。
…どーするよ自分、というカンジです。
ついで言うと頭の中もまだ真っ白です。
祖母の葬儀で忙しかったので。
異様な回復ぶりを見せた祖母が、
最初に食べたものはスイカだったとか。
大好物なんだそうで……初めて知りました。
そしてそれが、最後の食事になりました。
病人とは思えないほどの元気さで笑顔を作って、
痴呆がかっていたのが嘘のように会話もして。
なのに、終わりは突然でした。
日曜日の朝。
俺は本当は日曜に見舞いに行くはずだったのが、
虫が知らせたのか土曜に会いに行くことになり、
ほんの短い時間ながらに会話もしたのです。
その元気さに安心していたのですが……
喪服、結局用意していなかったのに。
仕方がないので夏物のスーツを着て行きました。
葬儀会場で何度も受付の人だと思われたのは内緒です。
ついでに、初めて紹介された父の職場仲間の皆様に
いただいたコメントが全て「背の高いお嬢さんですね」
であったことも内緒です。
悪かったね、170センチを軽く越えてて。
わけも分からぬうちに葬儀の準備が整えられ、
孫一同（そんいちどう？／w）は急き立てられるように
実家に送られ、どたばたと喪服に着替え。
祖母の棺にはやっぱりスイカが入りました。
俺も下手びーながら絵なんか入れたりしました。
問題はそれが暇つぶしで描かれたラクガキでしか
なかった点かも知れませんが、何にも入れないより
いくらかマシでしょう。手抜きでごめんな、ばーちゃん。
忙しくてパニクってて、マトモに絵を描けるような
雰囲気じゃなかったんだよ。
そして何かの決まりなのか知りませんが、餅を
半紙に包む段になって半紙が行方不明に。
最後までドタバタするのがウチらしいです。
オマケに自宅から出棺する時には、商店街のBGMが
何故か「天馬幻想曲（ペガサスファンタジー）」……
な、何故ッ？！ 何故に「聖星矢」？！
一世代前のアニメソングを葬送曲に……
ナニ考えてんだっ安○商店街！
ええ、なかなかシュールな光景でございましたよ。
一同が哀しみに暮れて棺を見送ってるのにBGMは
「抱きしめた〜心の小宇宙（コスモ）〜♪」とか
言っちゃってるんだもん。
笑っていいんだか泣いていいんだか。
いや、笑わなかったよ？
泣きもしなかったけど。
そうして通夜が行われ、父の勤める学校の校長先生にも
お経をあげてもらい（某校は仏教系浄土宗で、ウチと
同じ宗派だったのだ）、無論お坊さんにもお経を
あげていただいて。お経二倍…ありがたさ倍増なのは
わかるが退屈さも倍増だぞ、コノヤロー。
きっとばーちゃんも退屈だったに違いないぞ。
何しろじーっと横になってるだけなんだもんな。
むせるほどの花の山に囲まれて、祖母の棺も淡い
花の模様で、妙に小奇麗な会場でした。
お供えにリンゴとメロンが置いてあったのですが、
祖母ならスイカの方が良かったんじゃなかろーか……
あ、いや、やっぱ妙にシュールな景色だからやめ。
××××××××××××××××××
当然、お通夜とお葬式が終われば…
恒例の、嫌な儀式です。母の地元の地方では土葬が
普通なのですが、祖父は自分を火葬にしてくれと
言い遺していました。
俺としては、土葬の方がいいのですが。
規模の大きな火葬場で、釜は30個もあって、俺の
家族たちが骨を拾う横でも2組のご家族が泣いて
おられました。
一方はまだ若い人らしく、子供も沢山いて、うちと
だいたい同じくらいの人数が集まっていたと思います。
もう一方は、片手で数えられる程度の人数しか
おられませんでした。
家族はいないのだろうか。
泣いてくれる友人は？
何となく不公平であるように感じました。
かといって俺が何かをできるワケでもなく。
そしてやっぱり。
祖母の骨を、俺は拾いませんでした。
骨になって釜から出てくるときも、その後も、
骨が全部納められてしまうまで、隅っこで震えながら
火葬場の光景を眺めていたのです。
祖父の時もそうだった。
骨を拾うのはキライです。
骨を見るのもキライです。
できるなら、遺体も見たくないのです。
ウチは祖父母と同居していないので、会うことも
滅多にありません。だからふとした時に、祖父が
死んでしまっていることを忘れたりするのです。
半年して長い休みになって、実家に行ったなら、
もう一度会えるような。そんな風に思える時が
あるのです。無論幻想ですが。
骨を拾って、遺体を確かめて、その人の死を確かめたなら。
もう二度と、そんな幻想すら抱けなくなってしまう。
いい歳をして駄々をこねて、骨を拾いませんでした。
××××××××××××××××××
とりあえず書いておきたいことは、これで終わり。
考えたことはいっぱいあるんだけれど、
整理するのには時間がかかりそうです。
整理できたら書こう、うん。
そういえば最近動悸がするようになって
きたけど、関係あるのでしょーか？
ひと段落ついたら、お医者さんにいって確かめようと
思います。
色々あってパソコンをいじれない生活。
またまた一週間も滞ってしまいました。
…どーするよ自分、というカンジです。
ついで言うと頭の中もまだ真っ白です。
祖母の葬儀で忙しかったので。
異様な回復ぶりを見せた祖母が、
最初に食べたものはスイカだったとか。
大好物なんだそうで……初めて知りました。
そしてそれが、最後の食事になりました。
病人とは思えないほどの元気さで笑顔を作って、
痴呆がかっていたのが嘘のように会話もして。
なのに、終わりは突然でした。
日曜日の朝。
俺は本当は日曜に見舞いに行くはずだったのが、
虫が知らせたのか土曜に会いに行くことになり、
ほんの短い時間ながらに会話もしたのです。
その元気さに安心していたのですが……
喪服、結局用意していなかったのに。
仕方がないので夏物のスーツを着て行きました。
葬儀会場で何度も受付の人だと思われたのは内緒です。
ついでに、初めて紹介された父の職場仲間の皆様に
いただいたコメントが全て「背の高いお嬢さんですね」
であったことも内緒です。
悪かったね、170センチを軽く越えてて。
わけも分からぬうちに葬儀の準備が整えられ、
孫一同（そんいちどう？／w）は急き立てられるように
実家に送られ、どたばたと喪服に着替え。
祖母の棺にはやっぱりスイカが入りました。
俺も下手びーながら絵なんか入れたりしました。
問題はそれが暇つぶしで描かれたラクガキでしか
なかった点かも知れませんが、何にも入れないより
いくらかマシでしょう。手抜きでごめんな、ばーちゃん。
忙しくてパニクってて、マトモに絵を描けるような
雰囲気じゃなかったんだよ。
そして何かの決まりなのか知りませんが、餅を
半紙に包む段になって半紙が行方不明に。
最後までドタバタするのがウチらしいです。
オマケに自宅から出棺する時には、商店街のBGMが
何故か「天馬幻想曲（ペガサスファンタジー）」……
な、何故ッ？！ 何故に「聖星矢」？！
一世代前のアニメソングを葬送曲に……
ナニ考えてんだっ安○商店街！
ええ、なかなかシュールな光景でございましたよ。
一同が哀しみに暮れて棺を見送ってるのにBGMは
「抱きしめた〜心の小宇宙（コスモ）〜♪」とか
言っちゃってるんだもん。
笑っていいんだか泣いていいんだか。
いや、笑わなかったよ？
泣きもしなかったけど。
そうして通夜が行われ、父の勤める学校の校長先生にも
お経をあげてもらい（某校は仏教系浄土宗で、ウチと
同じ宗派だったのだ）、無論お坊さんにもお経を
あげていただいて。お経二倍…ありがたさ倍増なのは
わかるが退屈さも倍増だぞ、コノヤロー。
きっとばーちゃんも退屈だったに違いないぞ。
何しろじーっと横になってるだけなんだもんな。
むせるほどの花の山に囲まれて、祖母の棺も淡い
花の模様で、妙に小奇麗な会場でした。
お供えにリンゴとメロンが置いてあったのですが、
祖母ならスイカの方が良かったんじゃなかろーか……
あ、いや、やっぱ妙にシュールな景色だからやめ。
××××××××××××××××××
当然、お通夜とお葬式が終われば…
恒例の、嫌な儀式です。母の地元の地方では土葬が
普通なのですが、祖父は自分を火葬にしてくれと
言い遺していました。
俺としては、土葬の方がいいのですが。
規模の大きな火葬場で、釜は30個もあって、俺の
家族たちが骨を拾う横でも2組のご家族が泣いて
おられました。
一方はまだ若い人らしく、子供も沢山いて、うちと
だいたい同じくらいの人数が集まっていたと思います。
もう一方は、片手で数えられる程度の人数しか
おられませんでした。
家族はいないのだろうか。
泣いてくれる友人は？
何となく不公平であるように感じました。
かといって俺が何かをできるワケでもなく。
そしてやっぱり。
祖母の骨を、俺は拾いませんでした。
骨になって釜から出てくるときも、その後も、
骨が全部納められてしまうまで、隅っこで震えながら
火葬場の光景を眺めていたのです。
祖父の時もそうだった。
骨を拾うのはキライです。
骨を見るのもキライです。
できるなら、遺体も見たくないのです。
ウチは祖父母と同居していないので、会うことも
滅多にありません。だからふとした時に、祖父が
死んでしまっていることを忘れたりするのです。
半年して長い休みになって、実家に行ったなら、
もう一度会えるような。そんな風に思える時が
あるのです。無論幻想ですが。
骨を拾って、遺体を確かめて、その人の死を確かめたなら。
もう二度と、そんな幻想すら抱けなくなってしまう。
いい歳をして駄々をこねて、骨を拾いませんでした。
××××××××××××××××××
とりあえず書いておきたいことは、これで終わり。
考えたことはいっぱいあるんだけれど、
整理するのには時間がかかりそうです。
整理できたら書こう、うん。
そういえば最近動悸がするようになって
きたけど、関係あるのでしょーか？
ひと段落ついたら、お医者さんにいって確かめようと
思います。
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