日頃静かなサイト用のメールボックス。

帰ってきたら、私信がやたら来てた。
ありがとうおまいらー`*)大好きだ。

はじめましてさんも来てた。
ありがとう、超ありがとう、ちょっと泣いた。

 

結局のところ、初心を忘れないことが大事なのだと思います。
今更「作文の書き方」の本を読んでいる滝野ですコンバンハ。

 

さてそんなことは置いといて、ええ、「サーバーの掃除方法を何とか
探し出すまではサイト凍結だ(つд`)ごめんよぅ」状態なので、
せめて日記はきちんと書きたい。

 

件の合宿の行程なんですが、行き先がこちら↓

一日目:スーパーカミオカンデ
二日目:核融合科学研究所
三日目:分子科学研究所

明らかに観光できる場所じゃねぇ……!
ついでに案内役の専門家さんの話がサッパリ分かんねぇ……!
それでも、どこも見ているだけで面白かったです。

 

初日のスーパーカミオカンデ、何しろ山中の地下1kmの深さにあるので、
半ば洞窟のようなトンネルを通って見学に行きました。

「ま、地下でモニターとか見るだけっしょ?」と思っていたら、
トンネル入り口に到着した時点でビックリ。
「こちらをお着け下さーい」とヘルメットを渡されました。
よく考えたら、バスに乗ってとはいえ地下に入るんだもんな……

そっかアタリマエだよな……

入り口の前の広場にも冷気が這い出てきていて、外気と接触して生まれる
霧が凄かったです。中に入ったらもう、半袖の腕に鳥肌がががが(´д`)

「昔は洞窟の奥などで氷を保存しておき……」という話を聞いたとき、
「いくら何でも半年経ったら溶けるだろ」と思っていましたが、
甘かったね。正確な気温は聞かなかったので分からなかったけど、
入り口の脇には冷気に耐え切れなかったらしい昆虫の死骸がゴロゴロ……

計測所内部はさすがに暖かかったので、何とか凍死せずに済みました。
(でも下足は外で脱いだので、帰りは靴が氷のようでした_| ̄|○

リアルタイムで計測モニターを見せていただいて、これだけでも
普通は出来ない経験だと思うんですが、赤に緑にと点滅するモニターを
眺めながら「あ……スイカみたい」と思っていたのは内緒です。

こんな人間が「最先端」と名の付く研究設備に立ち入っていいんだろうか。
帰りのバスの中での会話もフザケてたし。

「山はね(※)が起こったらどうしようかねぇー?」
「あははははー、それに備えて体のどこかに名前を書いておきますか」
「いや、多分バラバラになって分からなくなると思うわ」
「そういえばドラクエで、明らかにバラバラになりそうな魔法が…」
(以下略)
(※山はね……
 洞窟内側面の岩などが、上部からの圧力によって吹き飛ぶ現象。
 モロに食らったら即死どころか、ハンバーグ用ミンチになれる。

 

まぁ、それはさておき二日目。

「早?!」とか言わないで下さい、初日で関西圏から岐阜まで
バスで移動した後、さらに講義とカミオカンデ見学。

講義の内容を日記にしても仕方ないじゃないですかд´)ノ

と言いつつ、二日目はプラズマについてアレコレ。
初日は宇宙線の話だったのに節操無さ杉……と思わずにちゃん式変換を
施しつつ、施設の方にお話を窺いまして。

そしていざ、実際に施設内部の見学へ!と思ったところで、
研究所の案内の方が、なんと引率の先生の大学の同級生であると判明。

「きゃー、卒業した後会うの初めてやー!」
「って言うか、お互い何処に就職したのかも知らんかったよね!」
「うっそー、ビックリやわ……こんな偶然あるんやなぁ〜」
「うんうん、こっちもまさか、旅行先で会うとは思てへんかった」
「こっちこそ、勤め先にあんたが来るとは思ってへんかったって」

…………(´д`) 再会を喜ぶのも結構ですが、目の前の機械が
何であるかを説明して下さい……

ドアがIDカード認識式だったり、実験室のドアが厚さ1メートルを
ゆうに超えていそうな厚さだったり、生で見るとやっぱり違いました。
IDカードでドアを開けてモニタールームに入ったときには
「うわぁ映画みたーい」と馬鹿オーラ全開な感想吐いてたし。

ちなみにそのルーム、使い方も分からないスーパーコンピュータや
複雑なマシンがビッシリ置いてあって本当に映画みたいだったのですが、
その部屋に置いてあったFAXの横にしっかりと「取り扱い説明書」が
置いてあったことを僕は忘れない。

あんな機械を使う人でも、FAXの紙が詰まったら困るんだ……へぇ……

 

そして三日目。

分子科学って何? とりあえずドアに暗証番号式の鍵がついていて
格好良かったなァー`)って俺が注目してるのはそんな場所ばっかりか。

漫画や映画でよく見かけるタッチパネル式ではなく、もっと古風な
面白いデザインをしておりまして、思わずケータイで写真撮影。
120×160ドットのデジタル撮影だから画質ボロボロだけど、
先生に頼んで撮影してもらうワケにも行かなかったので。

肝心の見学・講義の方はと言うと、

先生「つまり電子にエネルギーを与えて加速させるワケです。
   ──何か質問はありますか?」
俺 「はい。最初に『亜光速の電子』だとうかがいましたが、
   投入時点で亜光速ということはそれ以上の加速は不可能ですよね?」
先生「ええ、ですからエネルギーは速度にならず、電子に蓄えられます」
俺 「? ということは、電子の質量が増すんですか?」
先生「そういうことになりますね。つまりエネルギーを質量に置き換えて

(以下略)

電子ビーム生成機前での会話です(´д`)

「何か質問は」とか言いつつ、モロに視線合わせてくるのは反則だと
思うのですがいかがでしょう……何か言わなきゃ気まずいじゃないか!

そんなワケで、それっぽく会話しているように見える滝野、
夏休み中に読んだアインシュタインの本の中身を思い出すのに必死。

全身の毛穴から冷や汗が噴き出すほど必死。

よく考えたら汗腺以外から汗が出るっておかしいよな、などと
しょ〜もないことを考えて現実逃避するくらい必死でした。

なんでエネルギーが質量に代わるんだYO!とか未だに合点が行かないのに、
知ったかぶりで専門家との会話を成立させてしまいました。

もう俺、一生知ったかのままで世の中渡って行ける気がしてきた……
アハハハハ、勉強なんてしなくてもいいや(’∀`)アハハハハハ!

 

今度からは半端に前の方ではなく、最後尾に立とうと思います_| ̄|○

 

 

 

そんな感じで三日間、連続で凄い施設を覗いてきて。

速攻でPS立ち上げる俺。

 

やっぱり俺、もう駄目かも知んない……

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