自分でもこのブログに戻って来る気はなかったのですが、
まずはサービスが継続していたことにビックリですが、
友人が「最近の記事も見た」って言っててマジで?
滝野ですコンバンハ。

 

それはさておきミュウツーです、
今年の映画で戻って来ると聞きました。
TVアニメではリザードンも再登場したとか。

初代に直撃された層を揺り戻すつもりかと思ったんですが、
よく考えたら当時10歳だった人は現在25歳。
ポケモンを見る年頃の子供を持っていてもおかしくないんですね。
若いパパママだなーくらいの感覚。

白黒世代までのポケモン全部言えるかなって聞かれたら大抵の人は無理なワケで、
新作映画が親子でポケモンの話をする取っ掛かりになればと期待しています。
ミュウは都市伝説で、はかいこうせん無双で、セレクトボタンを押すと
高確率でバグったあの頃。リザードンがひこうタイプじゃなかったあの頃。

そんな当時を思い出しつつ、予習兼復習としてDVDを借りて来ました。
最後に見た時はVHSだったので、初見のつもりでディスク挿入、
チャプター画面のBGMで既に泣きそうになってて思い出補正って凄い。

劇場での順番に則って、「ピカチュウのなつやすみ」から入ります。
リザードンが進化済みでビックリ、そう言えばこの映画の時点で
TVアニメ本編もトキワジム突破済みだった……

水タイプは赤緑から数が多かったはずなんですが、プールのシーンを見ると
まだまだ少なかったなとしみじみ。
最初からフシギダネだけで良かった気がしたり、リザードンがおちゃめだったり、
トゲピーは保護者なんて要らなかったんじゃないか。
EDで肌を焼いていたルージュラさんには色々とツッコみたい。

そんなほのぼのストーリーからの、ミュウツー本編プロローグです。
子供はこの展開に付いて来られたのか、当時の映画館の空気が
気になります。私が子供連れなら退出を考えたと思う。

OPは明るいものの、タケシのジョークとカスミのツッコミはその後出て来ませんし、
そういえば普通のポケモンバトルもほとんどありません。
タケシのお姉さんレーダーが実用的に作動するとは思わなかった……

印象的なシーンや台詞の多いこの映画、今回胸に来たのは
ニャースの「この爪、痛そうだニャ……」でした。
同じ爪だもの、引っ掻かれればオイラが痛い、オイラが引っ掻けばおみゃーも痛い。

「技に頼らず体をぶつけ合えば分かるはず」という理屈に対し、
たいあたりという技の存在を思い出して微妙な気持ちになったのは
私だけじゃないと信じています。

 

アニメ初期の構成とこの映画のシナリオを手掛けた脚本家さんは、
ご本人のWebコラム曰く監督さんと喧嘩してしまい、
劇場版第三作を限りにポケモンシリーズから手を引いたのだとか。

お気持ちは分かります、主人公が成長しない冒険劇に何の価値があるのか。
原作ゲームにも「交換」があるのだし、サトシがリーグ優勝してトレーナー引退して、
でもピカチュウは「俺より強ぇヤツに会いに行く!」と新人トレーナーに付いて行くとか、
お話としてはアリだったと思うのよ。
どうしてサザエさん方式にしてしまったの……続いているから勝ちなの……?

続編「ルギア爆誕」「結晶塔の帝王」は単体で観ると微妙な映画ですが、
それぞれ「ミュウツーの逆襲」で取りこぼした要素を回収しているんですね。

そういう背景を背負って、今更主役のポケモンだけを表舞台に戻す、
ホント大丈夫かよとハラハラしている今日この頃。
カテゴリ「映画」……?ってなりつつも、他に適切なカテゴリが
見当たらないのでそのままにしておくことにします。

ブルーレイです。
パソコンでも観られるDVDの方が都合が良かったのですが、
特典映像のメイキングがブルーレイにしか入っていなかったので
ブルーレイです。

ところで滝野さんは、この映画が公開される頃、こんなことを
案じていました。

「シンケンジャーとゴセイジャーじゃキャラの濃さに差がありすぎて
 シンケンゴールド一人でゴセイ全員食っちまうんじゃねーの?」

 

まさかの「ゴセイ全員よりダイゴヨウ(※メカ提灯)一体の方が濃い」という展開に
フルーツグラノーラ吹いた。滝野ですコンバンハ。

 

そうか、シャルル・ド・ゴール空港で……
いやそんなことよりこの映画での殿のポジション……
いやそんなことより流ノ介の「殿ォォォ」の健在っぷり……
いやそんなことより舞台挨拶でのシンケンとゴセイの温度差……

ゴセイジャーが可哀想になるくらいシンケンジャー色の強い作品だったと思います。

それを覚悟の上で、シンケンファンなら、買って損はない作品でした。
ストーリー的にも、まさしく「帰ってきた 侍戦隊シンケンジャー」なので。
出演者、伏線、展開、その他諸々、基本的にゴセイジャー置き去りのレベルなので。

 

最近特撮とは無関係のところでも実感したのですが、和モノはやっぱり強いですね。

シンケンジャーのメインテーマの一節「いざゆけ侍」でも、そうか、たった五文字で
命令形+対象描写できちゃうんだもんなぁ……格好良いなぁ……

 

家族が出払っていたので今朝初めてゴーカイジャーを観たのですが、黄色の男前っぷりに
感動していたら次回予告に漢堂ジャンが出てきてプレーンヨーグルト吹いた。

そしてシホウさんとのメールでその旨を語り、録画することを誓った今日この頃。

いや、実は録画欄から「侍戦隊シンケンジャー」を消すのが忍びなくて、毎週録画をオンに
したままだったから、何故かゴセイジャーはノーミスで録画されているんだけどね……

ゴーカイジャーに代替わりした時に「該当番組がありません」ってエラーを吐いて
それっきり放置して、だからゴーカイは録画できてないんだ、ごめん……

「まさか既にシンケン回終わってるんじゃないだろうな」と青褪めて公式サイトを
チェックしたらマジレンジャーが終了済みだった。
義理も愛着もないけど、ごめん、マジごめん。
観て来ました、映画版「ダレン・シャン」。

僕「字幕版の上映っていつまでだったんですか?」
係「昨日までです、申し訳ございません」

というわけでアリスを呪いながら吹き替えでの鑑賞ですよ。

でも吹き替えだと画面内の好きな場所を見ることが出来たり、ガヤの台詞も
聞き取れたりして、それはそれで結構好きだったりします。
声優勢も手堅い布陣だったし、良いお仕事しておられました。
観てみるまでコレの当たり外れが分からんのが難点だよな。

オープニングムービーの出来の素晴らしさと、マダム・オクタとエブラの愛嬌は
ガチだったと思う。滝野ですコンバンハ。

 

全12巻の原作を三部作の映画に収めるというので、シナリオとか設定の細部は
統合されたり省かれたり説明されなかったり、覚悟していたけど結構凹みました。
予備知識のない人には「え、今の何?」っていうシーンも多かったんじゃないかなぁ。

ダレンとスティーブの関係とか、行動の動機も今一つ説明不足な印象だったし。
ハーキャットは原作では凄く重要な役回りのはずなんですけど、その割には扱いが
酷かったです。設定的に、「どう転んでも原作通りの役にはならねーな」という。
それを言ったらスティーブだってエブラだって、そもそも主人公のダレンが
高校生という時点で、「あっ原作とは全然違うモノなんだ」なんですけど。

あと、照明効果があんまり上手じゃなくて勿体ない感じでした。
せっかくのダークファンタジーなんだから、そのファクター活かそうぜ。

キャストもな……スティーブの身長とガブナーの線の細さは正直微妙な心境になりました。

衣装は「主人公が黒髪」という地味設定のためか赤いジャケットを着ていたんですが、
おそらく配色が被るからという理由でクレプスリーの緋色のコート設定が削除。
ということは、第二部・第三部でもこのシーンやあのエピソードが削られる可能性が
高いということで……ああああぁあこればっかりは大好きな設定だったので許し難い。

 

結局「原作に対する再現度」という観点に立てば、漫画版に軍配が上がりそうです。
映画版ではシナリオや設定を完全に分解・再構築しちゃってるので……
漫画版はキャラクターデザインも自分の中のイメージにとても近かったし。

ただ、漫画はやっぱり絵柄に対する好き嫌いがあるのと、掲載誌が少年誌ということで
ショッキングな表現にブレーキがかかっているので、そういう点では動く映像というのは
やはり強力だなと思いました。

全年齢対象映画(原作が児童書だからね)なんですが、「コレ子供に見せていいの?」な
グロテスクな表現もあったり、バンパイアの「爪」を武器にした徒手格闘シーンなんかは
力が入っていたと思います。

特にアクションは、漫画では「紙幅の制限」というハードルのせいで省かれてしまった、
だけど「ダレン・シャン」という作品の中ではとても大きな位置を占める要素です。
ファンなら観ておいて損はないはず。

でもキャスト表示が「クレプスリー→スティーブ→ダレン」の順番だったことには
ツッコミを入れておきたい。何故主人公が三番目だし。

 

結論:日本語ハードカバー版のイラストレーションが最強

 

インタビューか何かで、原作者さんが「各国語版の装丁の中で日本語版が一番好きだ」と
おっしゃっていた記憶があります。
挿絵は一切なしで、見開きの口絵としてイメージイラストが一枚あるだけ。
でもその一枚が、毎回素晴らしいんだ。

うん、日本の本っていいよね。
コミックスでさえカバーを掛けて帯を付けて、その上から更に書店のブックカバーを掛けて
大切に保護するとか、よその国では考えられないらしいです。

映画の帰り際に本屋に寄ったら漫画版の作者さんが新作を出しておられたので、
うっかり買ってカバー掛けてもらって電車の中で読んじゃった今日この頃。
舞台がイギリスのロンドンとか、何これ燃え過ぎるんですけど。
DVD 松竹 2004/10/23 ¥4,935
そこはアメリカが存在しない世界。大東亜連邦共和国の遺伝子工学の権威・東博士(寺尾總)は人体のスペアパーツを可能とする新造人間の開発に勤しんでいたが、その結果生まれたブライ(唐沢寿明)は人類に宣戦布告。博士は、自分に逆らい戦場に赴いて戦死した息子・鉄也(伊勢谷友介)を新造人間としてよみがえらせた…。 吉田竜夫原作…

 

↑相変わらず半端なところで切れるデフォルト解説文。

人様のお宅で「自宅では絶対に見ないであろうもの」を満喫、
ありがとうでしたヾ(*´∀`*)ノ というか、ご馳走様でした…?
手土産のひとつも持っていかなくてスミマセン=■●_

「この」タイトルなのに「あの」ヘルメットが出て来ないのは反則だ。
そして敵役はどう見ても某アクションゲームのキャラクターだ。

中盤あたりから「うわぁ街並がバチカル(「アビス」に出てくる街)に
そっくりだわ★とか明後日の方向にときめいてましたが、映像的には
趣味ポイントの鳩尾をピンヒールで踏まれるような映画でしたよ。

日本の映像作品は、洋画と比べて艶かしさと気味悪さが桁違い。
これが感性の違いってヤツなんでしょうね、日本人の趣味には
やっぱり日本人の映像が合うんだろうと思うのです。

そうでなくてもホラ、俳優の表情とか、違うから。
無意識的な了解が共通しているだけに理解し易いのかな。

その上で、3時間も使ってるのに話の内容がよく分かんなかったよ!(ぇ)

結局のところ博士は何も作れなくて、代わりに偶然、蘇生液みたいな
得体の知れないものができてしまった……というお話なのかしらん。

何にしてもコレを映画館の椅子に張り付いて見るのは辛い、が、
ブラウン管で見たら邦画の常、暗すぎて何が何だか分からんぞ!
(※今回ホームシアターで見せていただきました(*ノノ)<綺麗だった!)

もう最後ら辺、どいつもこいつも「♪生まれた意味を知る」で
僕のアンテナは別方向に向かっていた気がするのですが、それは
きっと気のせい……気のせい……(エコー)です。

何故この作品に、さらりとセフィロトめいたものが出てきたのか。
「生そのものが罪悪である」とか、結局全てはそこに帰結するのか。

クローン技術の応用による移植用臓器の製作は日々進んでいるけれど、
量産というのは不可能なんだろうなぁ……そもそも体の組織は
胎児の頃から実験的に動かしたりしつつ構成されていくものですし、
いい大人に乳児の部品を移植するワケにもいかないだろうし、
だからといって適度に老化した部品というのは「永遠に健やかに」の
原点から180度反対側に位置しているワケで、うん、老化というのは
つまり若くて健康な細胞が変異していく過程だからね(何の話?)。

ってコレ、映画の感想とちがう……orz
のですが鑑賞タイムの8割がたは再生医療とプラナリアについて
思いを馳せておりましたよ。あとアビス(なんで?)。

ところで僕の知識の中の「人造人間キャシャーン」とは激しく内容が
食い違っているのだが気のせいだろうか、と首を傾げてみる今日この頃、
日本人がヒーローに求めるものって興味深いわなー。

 

 

>親知らずは歯を粉砕して抜くらしいですね。
>二日間は苦しむがいいさww

 「w」にこれほど殺意を覚えたのは は ぢ め て だ。

 そして僕はハニー先輩は大谷育恵バージョンの方が好きだヽ(`Д´#)ノ

 

>もう2年前から親知らず4本生えてるけど全然健在な俺は勝ち組

 歯並び・視力・足腰の健康は一生の財産です(´・ω・`)

 

>某所って…もしかしなくても、うち??σ(・∀・;)

 よもやこんな方向に突っ走ってるのに見ていただけていたとは(゜д゜)
 という驚きが先立ちました。書いてみるもんです、どうぞお大事に。

 

ところで僕の歯列矯正はどうなったのかというと、上記のように
人様の家に行くやら思索に耽るやらで電話どころではありませんでした。

べっ別に、怖いわけじゃないんだからね・゜・(ノД`)・゜・
「力いっぱい投げたら、アン○ンマンみたく頭吹き飛ぶんじゃないかなぁ。
 だってあの大きさだし。当たり所悪かったら死ぬって絶対」

まだまだ引っ張る「アップルグミに関する考察」。
真面目に考えたり、人に語ったり(迷惑)する。

先日の日記がいかにも全力逃避していて面白いなァと
他人事のように思っている滝野ですコンバンハ。

僕は変身するなら、劇的★コスメの魔法をくらうよりは変身ベルトとかつけて
ポーズを決めたい人だよ。どこまでも夢見がちなんだよ。

 

ところで「ナルニア」の劇場版について、えらくショッキングな情報が
流れて参りました。

楽しみにしていたからこそ、今までレビューなど一切見ないように
気をつけていたのです。

が、到底見に行けそうにないのでレビューを読んでみたところ、デ○ズニー規制は
テレ東規制など話にならないくらい厳しかったようです……

血が、出ないらしい。剣と弓と魔法のファンタジーなのに。

僕自身の脳内補完もそりゃ凄いと思う(何しろ小学生の頃に読んだ
本だから)し、それに追いついてくれとは言いません。

僕の好きなあのシーンもこのシーンも再現できなくてよろしい、
想像力に勝る創造力なんかないのは判ってる、理解してるけど
「子供向けだから」って理由でオブラートかぶせる場所を
間違っちゃ駄目だろ、ディ○ニー。

血の出ないような画面では、ルーシーの能力の重みが失われてしまうと思うのです。
戦ったら血が出て痛くて傷ついて、だからこそ彼女の能力には意味がある。

ファンタジーの映像化が無謀なのは分かっていて、それでも期待するのが
哀しいファン魂です。有名になってくれるのも大変嬉しいです。

だけど「ここは譲れない一線」っていうのは存在するのであって、
それを超えてしまった作品には原作と同タイトルを掲げて欲しくない。

でも原作も「読めよ、面白いから!」とは言いにくいんだよなぁ……
文章、お世辞にも上手いとは言えないし。いかにも昔の翻訳文章だし。

そして設定も穴だらけだし。主人公たちが戦う動機も曖昧だし。
覚悟が甘い割に、ストーリーの規模はどうやら異世界丸ごと巻き込むし。
そんな魔法力あるんやったら、アスランが自分で戦ったらええやん。

冷めたツッコミをしてしまう自分がやるせないです。それとこれとは
別腹として好きなんだけど、やっぱり人には勧めにくいかな。

 

ところで、どこのレビュー読んでも誰もスーザンに触れてないのが気になる。

そんなに影薄いですか、長女は。弓使いの長女は。

僕の弓使いスキー(※弓スキーではない)のルーツは彼女だと思うんですが、
そうですか、スーザンは僕の脇役スキーのルーツでもあったんですか……orz

 

そして今日も、華麗に現実逃避です。英語の課題はどうした。
ロ●ソンの某端末で見た予告が結構面白そうだったのです。
見に行くかべきか否か迷った末、

ttp://www.fullmetalalchemist.com/

プロモムービーが手加減なしに作ってあってちょっと感動。
日本での予告映像は結構「設定でっかち」でしたからね。

アメリカでのTV版予告映像だったらしいけど、海外の人が本編を見て
惹かれるポイントって日本人とは違ったりするのかなぁ。

そして「へぇ〜アニメ版ってこんなだったんだぁ〜」と感心する滝野。

ちょっと待てええぇと言われても止まれるはずがない!
俺があの作品に期待していたものがアニメの方には適用されなかった、
というだけの話さ……滝野ですコンバンハ!

ちなみに俺的アニメの見所は「鳥男のグロさ」でした。
その辺まで結構好きだったし、かなり期待してたんだけどなぁ。

って、冒頭部しか見てねぇよこの女。
そりゃ劇場版とはストーリーが繋がらないだろうよ。

もはや漫画とは完全別物として楽しめそうな気がするよ。

ちなみに漫画も、脳内では「話題の新連載!(ガソガソ編集部・談)」
の状態で止まってます。実際には全く話題になってなかった頃ね。

忘れもしない、どこにも入荷されてなくて走り回って探した第一巻……

そこで時間が止まっちゃってて、最新刊を買う度に「ああこんな話だっけ」
と既刊を読み返しています_| ̄|○ 専用ブースが設けられてることに
気付かなかったり、平積みになってるのを見過ごして必死に棚探したり、
メジャーになったという感覚がいまいち掴めてません。

あんだけブームになった後だと、逆になんかこう……
「これって夢じゃないのー?」みたいな……

いや、単なるボケなんですけど。

 

 

話は変わり、アニメ映画関係のサイトとか見てたら、「テニスの王子様の
短編の方がいい話だった」というコメントが多くてビックリです。

…………アレがっ?! いい話なのっ?!

興味のある人は「テニスの王子様 劇場版」とでも検索してみて下さい、
大して関心なかったはずの俺が一発で覚えるほどすげェ題だから。

畏れ多くてリンクなんて貼れません。

むしろオフィシャルサイトの本編予告に笑いが止まらないよ。
予告を見てここまでストーリーが予測できない映画も珍しいよ。

でもそうか、いい話なのか……

観月ちゃんが変な装備で登場するのに(公式サイト参照)、
小学生から大人までほっこりできるいい話なのか……

本編に対する原作者コメント「カンフーハッスルを超えました」を
信じるのならば、そんなものを期待してはいけない気がするのですが。

 

調べてみたらDVD、3バージョンに分割して発売されるんだってね。

気になります超気になりますд`;)本編と番外編で別販売ってあんた。

普通に考えれば本編・番外編込みのメモリアル・エディションを
購入するところなのですが、値段は本編と番外編を別々に買った方が
安上がりだったりするワケでして。

でも、メモリアルには原作者とか監督とかのいかにもネタになりそうな
面白そうなインタビューが入っているワケでして。

しかしそんなものを見たがるようなマニアは、きっと別の映像特典が
入った本編・番外バラ売り版も購入すると思われるのであって。

気になる超気になるд`;)買う気は毛頭ないのに気になるよー!
こんなに気になるなら劇場行けば良かったよー!(ぇー

 

 

いや、そんなお金があれば「交渉人〜」を観に行くと思うのですが。
「容疑者〜」の方が気になってるんだけど、ネタ共有してたりしたら
やっぱ両方観た方が楽しいでしょうしね。

「戦国自衛隊」「星になった少年」と観たい映画が結構立て続け。

「電車男」も気になってます。オタクのキモさをどの程度まで映像表現
できるのかという曲がった興味ゆえですスミマセンゴメンナサイギャー!

 

結論:お金もないし時間もねぇよд´)ノ

と叫んでみる試験一週間前な今日この頃。

ふふっ……一週間前かぁ(爽)

銀河鉄道の夜

2005年4月18日 映画
DVD PIASM 2002/03/22 ¥4,935 宮澤賢治の代表作である同名作品と、同作をもとにキャラクターを猫に置き換えて描かれたますむらひろしの漫画作品をそれぞれ原作と原案に、「タッチ」の杉井ギサブロー監督、劇作家の別役実脚本、そして細野晴臣音楽の豪華スタッフによって1985年に制作された劇場用長編アニメーション。 病気の母と暮らし、帰らない父を待つ少年ジョ…

↑いつもは邪魔だから消すんだけどね。自動挿入の「あらすじ」。
「ジョ…」とか激しく面白い切れ方をしているので放置してみる。

もちろん続きは「ジョバンニ」ですよ。
って言いたいけど実はハッキリ知らなかったりする。

……ここはボケるところだったのか?

「ジョー? 島村か?!」と意味不明なことをのたまってみたが
寂しくなってしまったのでやっぱやめ。滝野ですコンバンハ。

今日のテレビ放映を知って一ヶ月近く前から楽しみにしていたんだけど、
DVDとか出てたんだねぇ……探してみようかしらん。

ちなみにスタッフも豪華だが声優も豪華だ。たぶん。

主人公が田中真弓で、某ラピュタの坑道のじいさんの声の人とかも
出てますた。ドッキリ。他にも聞き覚えのある声が沢山。

 

あえて読まない作品、というのがある。
この原作「銀河鉄道の夜」もそうだ。
実は本家は読んだことがない。

全ての元凶はこの映画である。

見ての通り、製作されたのが俺の受精卵が発生してるかしてないかという
超が付くくらいの古い作品だが、テレビで放映されているのを見たのが
どう考えても10歳になる前。

で、その映像がやけに鮮烈に、脳に焼き付いてしまったのだ。
この映画、ワンシーンごとに小タイトルが挿入されるのだが、
「鳥を捕る人」「リンゴ」は特に記憶に残っていた。

黒字に白い文字でハッキリと、読めないスペルと共に表示された文字を、
実に10年ぶりに見たのだがやはり記憶は間違っていなかった。

ちなみに今でもスペルは読めん。ドキッパリと宣言しておく。

トマトの赤。リンゴの赤。蛍火のような明かりの青。
白鳥のステーションの広場、トウモロコシ畑の只中の駅。
人々が祈る北十字、終着点なのであろう南十字。
ポケットから取り出した切符。戻らなくちゃの声。
お砂糖菓子のサギと、閉められたデッキの扉と、
最後に覚えていたのは黒々とした水面。

一回見たきりなのに、ありありと思い出せて。

二時間画面にかじりついていたけど、その記憶の正確さに
自分で驚いてしまった。大事なことはすぐに忘れるのに。

 

「銀河鉄道の夜」は有名な作品である。
にもかかわらず濫読家の滝野が読まなかった理由は、
その記憶がハッキリし過ぎていたから、だった。

最後尾のデッキから、ガラス越しに言われたさようなら。

声までしっかりと覚えていた。

開けて、開けてとドアを叩く音も。

ではその後、カムパネルラは何処へ行ってしまったのか?

あんまり考えたくなかったのである。

何しろ滝野の記憶は、彼が消えた水面を照らす照明のシーン、
懐中時計を取り出して「もう駄目ですね」と男が首を振るシーンで
途切れてしまっているのだ。

カムパネルラは「南十字」では降りなかった。果たして何処へ行ったのか。

子供心に薄ら寒い推測をしたのであろうことは想像に難くないし、
その印象が現在まで引き継がれてきたのだと思っていただけば
八割方正解である。

あえてその寒さを、活字で読んで追体験することはないじゃないか、と、
今日まで避け続けてきたのだった。一応棚にはあるが、手をつけていない。

記憶の場面には続きがあったことが今日の放映で判明したので、
今度は活字で読んでみようと思う次第である。

「盲目の無線技師」とかは全然綺麗サッパリ、記憶になかったことだし、
読んでから今日の録画を見るとまた違った印象になるのかも知れない。

映像が10年越しに脳に焼きつくくらいだもの、言葉でも
読んでおかないと勿体無いやね。
先に見た映像のせいで想像範囲が限定されるのは、
むしろ損してる気もするけど。

 

 

それにしても、今時の子は「活字を拾う」なんて言われても
分からないんじゃないかなぁと思ったり思わなかったりしました。

俺と同年代でも怪しいんじゃないか。
て言うかなんで俺はそんなん知ってるのか。

 

家族で見てたんだけど、途中から俺以外は退屈モードで全滅でした。
文部省推薦作品らしいが、子供はきっと楽しめねぇぞコレ……
幼かりし頃の俺よ、何が悲しくてこれを頭から最後まで鑑賞したんだ。
他にももっと面白い番組はやってただろーに。

哲学的っつーか抽象的っつーか、大人でも多分難しいですよ。
「面白い?」って聞かれたら素で「いや?」って答えると思います。
ドラマも山場もないし、話のテンポは遅いし。
あの長さの原作を2時間に叩き伸ばしてるんだから、当然と言えば当然です。

 

だが滝野はファンタジック映像にハァハァд`)
静かに絵本をめくる感覚でどうぞ。テンポの速いアニメに慣れた身だと
退屈かも知れません、が、映像はとても丁寧に作られています。

スーツ装備なカムパネルラにもハァハァд`)
何も言ってくれるな。趣味だ。と言うかもはや反射(どーん)。

でもこいつら猫なので下半身は裸ですハァハァд`*)
尻尾がかわええ。超かわええ。ズボン装備した猫なんて邪道です。

10年の間に自分の脳がいかに腐ったかを思い知った気がした今日この頃。

 

でもやっぱり難しいことは分からなくて、映像だけがやたら色鮮やかに
重ねて焼き付けられたような気もする。

全然成長してないんかもなぁ。

むしろ腐った分、堕落・退化を重ねているのかも……

おおぉ……_| ̄|○
「クレヨンしんちゃん 夕陽のカスカベボーイズ」

夜桜、もといゴミ山を見に行ってたので、録画しておいたものを本日鑑賞。

大学生はもうちょっと場所わきまえて宴会して欲しいと思う。
て言うか桜よりゴミの方が目立つってのはどういうことよ。
結構遅い時間だったから静かになると思ってたのになぁ。

そんなテンションの降下っぷりなど問題にならない。
「本日鑑賞」の「本日」は今日の未明だ、朝が来るまで待ちきれなくて
深夜に一人で見ちゃったよ_| ̄|○滝野ですコンバンハ!

 

結論から言うと「面白かったぁあ!」の後に本日のタイトルへ続きます。
でも劇場で見てなくて良かったような気も……
涙鼻水その他顔面からの分泌物が超危なかったから。

深夜にクレヨンしんちゃんの映画見て泣く女って、それはどうなんだ。

こんな私ももうすぐ成人、映画館の前でウロウロ迷った末に
「焼肉ロード(前作)がギャグ路線だったからなぁ……
 オトナ帝国みたいな感動はもうないのかも」
と切り捨てた自分の馬鹿ばかバカ!と激しく後悔してた辺りが
もう人間として末期かも知れない。

劇場で見たかった……超見たかった……

俺「今年のは見に行っちゃおうかなぁ〜」
妹「見に行けばええやん」

キッパリそう言われたので行こうかなとちょっと考えている。
認められているわけではなく見捨てられているのだとは考えない。

 

 

アニメ10年の歴史というのは結構バカになりません。
キャラクターのイメージが定着してるし、その枠を超えると
作品のタイトルとしての枠まで飛び出してしまうからです。

「のはらしんのすけ」は幼稚園児以上の存在にはなれないし、
みさえはいつまでも三十路手前の主婦、ひろしは足の臭いリーマン、
ひまわりは常にミルクしか飲めない乳児でなければならない。

もちろん映画、かつアニメなので、ストーリー内での位置づけは
大きく変動することがありますが、登場人物らのイメージまでを
書き換えることはできません。もとい、やってはいけません。

このシリーズは、だから面白いんだろうなぁ〜と思います。

突破すべき困難はハリウッド並に不条理で危険なんだけど、
登場人物は一般ピープル、主人公はお子様。
カーレースにママチャリで参戦するような無茶具合。

それでも最後には勝っちゃう。

といってもギャグアニメだから、「えぇそんな方法で?!」とか
「もっとマシなやり方なかったのかよ!」って手を沢山使って、
全然頭も使ってないし格好よくないし体当たりなんだけど。

でも、立ち向かおうとする姿や手段を問わず大切な人を守る姿は
最高に格好いいと思うのです。

 

たとえば野原家の主、野原ひろしの足が猛烈に臭いことについて。

これは原作者が考えた「ネタ」のひとつに過ぎないんだろうけど、
映画では敵を撃退する優秀な武器として使われたりします。

普通の映画で「うわ臭!」と敵が撃退されたらつまらない。
でも、過去10年のアニメを見てきた身には「彼の足が臭いのはお約束」。
それで人ひとり死んでもおかしくね〜な、くらいのイメージはあるし、
それにこれはギャグアニメだ、それで敵が倒れても何もおかしくはない。

映画版の野原夫婦の格好よさは凄いね。

ジ○イアンと違って、彼らの目的はテレビアニメから一貫して同じだから。
(ジャ○アンの豹変ぶりは凄いとおもいます。あれはあれで好きだけど)
家族を守ること、そのためだったら無茶なんかいくらでもできちゃうし、
足の臭さでさえ武器にして勝とうとするんだ。

普通に考えて絶対勝てないんだけど、勝とうとする姿が格好いい。

それで勝てちゃうってのが気持ちいい。

「クレヨンしんちゃん」というタイトルを背負ってるからこそ
できる無茶なのだと、俺は思っています。

もっと続いてくれるといいなぁ。テレビは滅多に見ないけどな(ぇ

 

 

今回はタイトル通り、春日部防衛隊のみんなが主役でありMVP。

幼稚園児の遊びから生まれた「春日部防衛隊、ファイヤー!」の台詞が
あんなに格好よく聞こえるとは思ってませんでしたよ。
くそゥやってることは滅茶苦茶なのに、なんでこんなにドキドキするんだ。
「そう、そーだよ惜しい、ほら早く言っちゃえー!」って、
テレビの前で手に汗握ってしまったじゃないか。

そして俺的MVPは、やたらヘタレ格好よかった風間君。
攻撃方法カコイイよ、そして彼が一番園児らしい園児だと俺は思う。
(テレビでの彼は、最初は真面目でイヤミなキャラだったんですが、
 今ではその真面目っぷりを逆手に取られるいじられキャラとして
 定着してるようですね。
 最近のテレビ放映しか見てない子が昔のビデオ見たらどう思うんだろ……

それを考えると、シナリオもすごく上手い見せ方をしてくれてます。
「春日部防衛隊、ファイヤー!」の台詞も、それぞれの性格も、
冒頭部の何気ないシーンで全部説明してくれてますから。
「名探偵コナン」だと映画の最初に小道具の説明とかが入るけど、
そういうコーナーをわざわざ作らなくても必要な情報を全部伝えてる。

最初に説明すべき情報が「彼らはこういう性格の、普通の幼稚園児だ」
というだけだからこそ出来る芸当なのかも知れませんけども。

そこから異世界に話が飛躍しちゃっても、登場キャラクターが
一貫してるおかげで話が綺麗に繋がっていく。

 

 

ああぁあ駄目だあぁ、この調子で激しく熱く語った上に劇場まで
見に行ってしまったら完★全★体になってしまえる気がするうぅう。

既になってる気もするけど。

でもこの劇場シリーズの「不思議で不気味な感じ」の演出とか、
日常が非日常に繋がっていく様子は、本当に素敵です。

オトナが見たって恥ずかしくない、と言うより子供向けの皮かぶった
大人向けの作品じゃないのかとさえ思う今日この頃。

 

そんなワケでどうか劇場に行く勇気を_| ̄|○

もしくは求:ホームシアター_| ̄|○

「求:一緒に見に行ってくれる人」でもいいんだけど、
出てくる可能性は一番低そうだだだ_| ̄|○|||

オペラ座の怪人

2005年2月27日 映画
見て来ました。

珍しく何のトラブルもなく。

滝野ですコンバンハ!

 

内容そのものに関しては何も言いますまい。

ただ、普通の人は誰に感情移入してあの作品を見るんでしょうか……

滝野は最初から最後まで怪人サイドに視点偏りっぱなしでした。
「やれッ、そこだ首を、首を狙うんだー!」とか思ってました。
きっと間違ってると思います。もっと人生経験を積んでから見よう。

 

ところでこの映画、知人某嬢と連れ立って見に行ったのですが、
予告を見てる間はやっぱり喋くるワケですよ。

「これ気になるよねー」とか。

そして左隣のおじさんに「静かにしてくれ」と注意される滝野。

そ、そうか、予告から集中して見たい人もいるんだな……
申し訳ないことをしてしまった……
これが今時のモラルのない若者ってやつか……

ションボリしながら本編に突入。

素晴らしい迫力を伴った音楽。
響き渡るソプラノの美声。
左肩にふと感じる重み。
映画の音声に重なる微かなノイズ。

すぴー、すぴ……すぴ……ぐがっ。

──Σ( ̄□ ̄;)こ、これは!

必死で映画に集中しようとしますが、こうなるともういけません。

(えっ何この展開、もしかしてこのままじゃ……)
 ごつん←左肩におじさんの頭が当たる音。

(そんな残酷なこと……可哀想過ぎるじゃんかっ!)
 ごとん←またもおじさんの頭が当たる音。

(そうか……やっぱりそういう流れになっちゃうんだな……)
 ふがっ…じゅるじゅる←おじさんが変な息を吐いて涎をすする音。

 

おじさん、寝てました。

うっすらとイビキまでかいて。

隣の俺の肩に頭をぶつけたりもしつつ。

返せ、俺の申し訳ない心と映画代500円くらい返せ。・゜・(ノд`)・゜・。

 

ちょっぴり泣いたりもしつつ、映画は良かったので文句言わない。

次は「ローレライ」と「戦国自衛隊」が見たいなァ金ないけど、と
財布と睨めっこする今日この頃。

某邦画のリメイクも見たいですよっ。
前売り券の特典素敵過ぎですよっ。
俺は買わねぇけどなっ。

 

関係のある追記:

 ところで作中に、「仮面舞踏会」の場面があります。
 滝野の脳内では「仮面武闘会」に誤変換。

 「王ドロボウしてどうするっ?!」とツッコまれそうですが。

 

  声はコロッセウムに響き渡った。

 「武闘とは相手への怒りと憎しみによって生まれるもの。
  観客はその醜き猛り、獣のごとく血肉躍る瞬間をお望みである。
  しかし我らは人の子、理を知り慈悲の心を持つもの──」

  僕は跪き頭を垂れ、震えそうな指先で膝頭を握る。
  人は人を憎んではならない。
  心のまま怒りをぶつけてはならない。
  それがただ一つ許されるのが、この場。

  ──いや、許されるのではなかった。強制されるのだ。
  剣を振るい、殴りつけ、叩きのめせと声が飛ぶ。
  時に相手を死に至らしめさえしても、それすらが余興のひとつ……
  勝てなければ自分がその生贄になるだけ。

  血肉に飢えているのは僕たちじゃない、観客だ。
  僕たちは生きるためにここで闘っているだけだけれど、
  彼らは金を積んでそれを見ようと押しかけているんだから。

 「お前に仮面を与える。怒りと憎しみをもって、観客を愉しませよ。
  そして舞台を降りる瞬間、醜き獣の顔をも仮面と共に脱ぎ捨て、
  また慈悲深き人の仮面をかぶることを許そう。
  ──これは主の与えた慈悲であるぞ」

  あるじ。この闘技場を構えさせた張本人。
  彼がこの場を作り出したのは快楽のためか、それとも生きるためか。

  僕にはよく分からない。

  そしてただ一つの筋書き──そう、どちらかがどちらかを
  叩きのめすだけという極めてシンプルなもの──に沿った
  舞台が幕開けを迎えた。

  ファンファーレと共に、声は高らかに宣言する。

 「さあ、"おまえ自身"を選ぶがいい!」

    ごゥん。

  重い音を巻き上げて緞帳が上がった。

  現れるのは剣、戦斧、長槍から組弓、横弓、大鎌に短剣。

  そして、仮面。
  冷たく、色を示さない。
  無表情の仮面の群れ──

 

 とか何とかそういう妄想で頭が一杯でした。

 きちんと映画を楽しんでない自分。泣きたい。むしろ死にたい。

えいーが

2005年1月5日 映画
夢だったんだ。

映画三段梯子。

 

15日になってからこの日記を書いている滝野ですコンバンハ。

 

というワケで、映画館を梯子するべく朝9時過ぎに四条へと出ていった。

出発時点での鑑賞予定ラインナップは、
 「ターミナル」
 「いま、会いにゆきます」
 「マイ・ボディガード」
元々が映画に疎いので、判断材料はTVのCMとおすぎの批評、
あとは妹からの意見のみだ。

(ちなみに滝野はおすぎとピーコの言うことを盲信する傾向にある。
 某ギター侍も、「忙しくて冴えなくなっちゃった」とピーコが
 言っていたので多分そうなのだろうと思い、暇になるのを待つ
 今日この頃。

ところが当日の朝刊でチェックしてみたら、ど〜しても時間がうまく
合わない。「ターミナル」と「いま、〜」は問題ないのだが、その2本に
ちょうど「マイ・〜」が重なってきてしまうのだ。3本ともを見ると、
どう調整しても待ち時間の合計が約2時間、帰宅は21時を過ぎてしまう。

泣く泣く「マイ・〜」を切り捨て、さて余った時間と金で何を見よう。

断っておくと、滝野は映画が大好きな女である。
俳優にも疎いしテレビ放映もロクに見ないくせに、映画館に入っての
映画鑑賞は洋画でもアニメでもアクションでもコメディでも大好きだ。
最寄の映画館までは頑張っても1時間以上かかるので滅多に行かないが、
誘われたら誰に何を見ようと言われてもOKするであろう。

そこに「今日は3本梯子だァー」との意気込みも加わって、とにかく
何が何でも何かを見ようと思ったのである。

さて、時間の合う映画は……おぉ、結構あった。

 「ゴジラ」
 「某CGアニメ映画」
 「とっとこハム太郎」

_| ̄|○

二番目は論外である。多分一番恥ずかしくないタイトルだとは
思うのだが、個人的にあのポリゴンの質感が駄目だ。
(同様の理由により、未だにネトゲ移住先が見つからない)

と、なると、やはり史上の名作怪獣映画を見るべきなのだろうか。
一度は「モスラ対ゴジラ(逆だったかも)」も劇場に見に行った身だし、
しかも結構好きだったりしたのだ。

否しかし、「ハム太郎」は「犬夜叉」と同時上映である上に伊藤氏出演。
またかよ!って怒られそうだけど、でも伊藤が。
1000円のうち半分が伊藤の懐に入ると思えばッ……

 

あーだこーだと迷った末に「ハウル」に逃げてしまった俺は、
やはり負け犬なのだろうか。

 

見た人見た人「キムタクって分からんかった」と「半ケツ」に関する
話しかしないので「どんな映画だ」と思っていたが、なるほど確かに、
他に語る内容が思い当たらない私である。

原作がまだ導入部しか出来ていないのに、映像化を急ぎ過ぎたのでは…
と言うか読んでない人には設定が分からなかったのでは…

 

映像美とファンタジーの点においては「劇場で見る価値満点」なので
特に不満もなく、ハウルに萌え萌えしつつ「ターミナル」を見に移動。
人は多かったものの通路際外側の席を確保、前列は女性だったので
何の問題も無く鑑賞することができた。

分類に困る映画である。ヒューマンドラマと言えばそうかも知れないが、
それで括ってしまうのは勿体無いような気がする。

空港に閉じ込められた男、という奇抜な設定の中で、笑いあり笑いあり、
オイオイ俺笑ってばっかりだよと思いつつ、ニヤニヤくすくすしたり
吹き出したり、そしてほっこり笑ったりもできる良い映画であった。

とは思う。

思うのだが。

主人公が空港から出られなくなったと説明を受けるシーンから、
私は涙が止まらなくなってしまった。
映画開始後10分も経っていない導入部のシーンで、だ。
涙を誘うようなシーンではない。むしろ滑稽な、笑いを誘う
シーンであったように、今でも思う。

幸いにも「目の前が霞むほどの号泣」ではなかったので鑑賞には
支障をきたすこともなく、映画館を出る頃には泣き止んでいたが、
あれは一体何だったのだろーか。

 

もしかして俺、花粉症?

とんちんかんなことを考えつつ遅めの昼食を挟み、3本目は
「いま、会いにゆきます」。

「世界の中心で〜」の時のような「鼻で笑ったよ」という旨の
ものではなく、「それで泣くのはちょっと……」というような
情報を聞いてしまい、半ば「意地でも泣くものか」と見に行った
作品である。

まぁ、結論からすると泣いちゃったんだけどねvなのだけど。

聞いて素直に感動できなくなるような情報は、たとえ事実でも
あんまり垂れ流さないで欲しいと思う。

(ハンカチでずびずび鼻をかみながら、「この涙も仕組まれたものなのね」
 とか考えると虚しくなるじゃないか_| ̄|○

セットがとても夢のある感じに作られていて、本筋のストーリーと
全く関係のない妄想をしたりもしつつ楽しませてもらった。
冒頭で出てくる街並の中の街灯のデザインにまで注目してたのは
私くらいだったんじゃなかろーかとは思うが、あのスズランの
街灯は可愛かったなぁ……近所に欲しいなぁ……

あとはもう、ケーキに垂涎……じゃなくてやっぱり感動。
 余 計 な 情 報 さ え な け れ ば 、
より一層の感動と共に映画館を出られたのではないかと思う。

ああ、勿体無い勿体無い。

 

 

 

 

 

 

ところでこの映画と関連して、とても気になることがある。

「何故に死に役担当は女性なのか」だ。

このしょ〜もない疑問は「黄泉がえり」の時から滝野の中で
くすぶり続けている。自覚したのがその時点だったのであり、
引っかかるものはその前々から感じていたような気がする。

アクションなら必然的に男性が主となるものが多くなる、それは分かる。
そーゆー傾向があるのを否定する気はないし、当然だと思うのだが、
しかし「死にモノ」や「病気モノ」となると話は別だ。

多少の差はあれど、男も女もいつか死ぬ。病気にもなる。

男性では駄目なのか? 感動が薄れるのか? って言うか、それは
正直なところ死ななきゃいけないのだろーか。

平均寿命にいたっては女性の方が長いのに、それでも「死に役」が
(主に)女性であるというのは奇怪な話である。

 

やっぱり女は若くて綺麗なうちが華だからかなぁー、って
そういう問題じゃない気がする今日この頃だったりするけど、
でも引っかかるんだよなぁ。

誰か良い分析など知りませんか。


早朝から点滴打ってもらってな!

 

というワケで本日は「キング・アーサー」レビュー。

俺的燃え:★★★★★
     観てて鳥肌立ったよ。MAXだよ。
一般評価:お察し下さい
     もう少し何とか……

といった感じなので(’A`)見るも見ないも自己責任で頼みますよ。

 

 

 

さて、俺的評価。

事前情報一切ナシで行きました。

アーサー王伝説はいわゆるハズレしか読んだことがないので、
誰かオススメがあれば教えて下さい(つд`)
アーサーとグィネヴィアと、あとはランスロット卿くらいしか
名前出てこなかったくらいですから……うへははは(ヤケ)。

 

で。

 

ウーロン茶とポップコーンSを片手に、観る。
隣のオバちゃんがハンバーガー貪っててガサガサうるさかったのはさておき。

 

びびび微妙ゥあー。

というのが最初の感想でした_| ̄|○

冒頭部で「あ、原典とは全然違うのね」というのは分かると共に、
激しく盛り上がりに欠けます。全編に渡り、派手さを欠く映画です。

まず円卓ががががが。

最低で13人(14人?)用の円卓だと思ってたら、座る人が足りなかった(’A`)
俺は騎士の名前を覚えてないので「○○がいないなんて!」とかは
なかったワケですが、そーか、少数精鋭でストーリーを構成するのねと解釈。

でもアーサーが一人で円卓に座って思い悩むシーンでは、
「騎士団は数人なのに、なんで私はこんなデカい円卓作ったんだろう?
 飲み屋の丸テーブルでも払い下げてもらえば良かったじゃないか……
 最近は予算の方も厳しいのに、やっぱり騎士団員の給金を削るしか」
と阿呆極まりないアテレコをしてしまいました_| ̄|○ごごごごめんなさい。

各俳優さんはやっぱり「派手さを欠く」んですが、そして滝野は
映画をあまり観ないので何とも言っちゃいけない気もしますが、
いい演技しておられたように思います。
ええ、誰一人として雰囲気を乱すことなく、いわゆる実力派で。

 

でもね。

 

カメラワークが! 演出が!
取って付けたようなベッドシーンがっ!

て言うか馬上シーンでカメラそのものも揺れているのががががが!

雰囲気出そうとした結果なのだと思われますが、滝野は酔いました(’A`)
戦闘シーンでは更に酔いました(’A`)カメラは固定でお願いします。

宣伝で使ってた映像がほとんど入ってないのもポイント。
あれに騙されて「行きてぇー」と思ったのも同然なのに! にッ!
二刀流燃えーの弓戦闘燃えーで逝ってしまったというのにー!

そして弓戦闘燃えーによって燃えまくり燃え上がりまくり、
俺的燃え評価MAXに至った次第です。

って言うか、あの人まで弓を引くとは思ってなかったさ。

氷上での戦闘シーン、燃えて燃えて燃え倒したさ。
砦での戦闘シーン、鳥肌立つくらい燃え倒したさ。

あの人に始まりあの人に終わるこの映画。

見所もあの人に集約されてるらしいです。

「あの人って誰さ!」なんてのは観れば分かる!(ぇーッ)

 

ストーリー的にはもう少し、人物関係の描写が欲しかったなー……
原典や他の派生作品を見ていれば、また違う評価が出来たかも知れませんが、
人物間の相互関係がサッパリ分からなかったので不完全燃焼といった感じ。

ちなみに俺の脳内でのアーサー王といえば、
 アーサー:グィネヴィアに首っ丈
 グィネヴィア:受難系ヒロイン。半ば小道具的扱いд`;)
 ランスロット:忠犬(……)(でも王女様寝取(ごはっ
 他:誰がいたっけ?(…………)
ってな風になっているのです(’A`)そりゃ人物関係分かんねーよ。

でもランスロットはやっぱり忠犬だったよ(ぇー?!

 

 

 

結論。

「万人向けではない」
「が、弓燃え二刀流燃えで俺的満点」
「この夏はガッシュ観とけ」(←?!)

こんな感じになりましたー`)いや本当に、俺的満点なのよ。

戦闘シーンが長くてちょっと……配分間違えてるっつーか……
俺は燃えたけど、冷静に立ち返ってみれば一般向けではないです。
一緒に見に行った母がションボリしてたからね(俺だけ燃えてた)。

騎馬戦闘燃えで弓や投石器、盾と矛の兵士達といったムードを味わうなら
満点評価。それ以外の人にはオススメできない、という感じです。

 

でも俺は胸を張って言うぞ!

あの映画で燃えて来たと! 燃え倒したと! ちなみにまだ燃えてます!

忠犬で○○○なランスロット卿にもハァハァです!(待て!)
久しぶりに「劇場で観て良かったわー」という映画を見れました。

興行赤字でも評価ボロクソでも、俺的には満点だ!

さーて、ルパン見てくるかー(ぇー?!)

 

 

   ×××××××××××××××××××××××

 

 

ルパン見て来ましたー`)五ヱ門はやっぱええキャラしとるわ。

 

ということで、これは必要かなーと思って追記。

「キング・アーサー」は。

業界とか製作の関係上、色々端折ったり付け足したりが多いそうです。

ノベライズのあんなシーンやこんなシーンが消滅してます……_| ̄|○

小説は素直に面白くて、当初監督が描いていたのはこちらの話だったようです。
それが都合、撮影期間そのものから端折らざるを得なくなったとか。

 

…………ももももも勿体無いーッ!!!!!!(´д`;)

 

鎧のデザインやペイント、各登場人物の設定と相互関係などなど、
本来の「伝説」とはかけ離れていましたが史実には基づいて雰囲気バッチリ、
「天候がおかしくないか? あれ」と知人が言ーておりましたが
イギリスの霧雨をナメちゃいかんぜよд`;)野宿する一行にはびびったが。

雰囲気は良いのにのーにー、戦闘は頑張りま賞、友情は深めておきま賞、
ヒロインはある程度キャラ立てま賞、灰は撒いてあげま賞д`)
俺的ツッコミどころの全てが小説版で見事フォローされているのには
泣けてきます。

 

この通りの話になっておれば良作になったものを、業界の事情、恐るべし。

 

あれもこれも、ってやると4時間くらいに膨れ上がりそうですが、
その分無駄に長かった戦闘シーンを削れば……それで3時間くらいの
作品に仕上げてくれれば……

 

燃えたからには堂々布教できる作品であって欲しかったんです! よ!
ディレクターズカット版が出るそうなので、じっくり腰据えて作っ……

 

って映画そのものが滑ったらそんなん出るワケぁねぇーッ!

出すための一押しになるのならば、なるのならば、知人友人を巻き込んで
吹き替え版を見に行ったりしちゃうぞコラァ!

吹き替えと字幕じゃ台詞が相当違うらしいから、背景をより一層細かく
観察すると共に再度堪能しに行っちゃうぞコラァ!

酒場を去るアーサーとか、子供のことを語るボースとか、ささやかに
素敵だと思うんですよ……

あの全体に地味で静かな雰囲気があぁうおおぐぁが(錯乱)!

おおぉおのれ業界の事情めー(つд`)勿体無ーい、ああ勿体無い!
これは誰でもやってしまうのではないでしょうか。

俺はむしろそのためだけに「KYO」を買い始めたんですが。

同タイトルの漫画も存在するらしいですがそれはスルーで!
読んだことないから(むしろ見たことないから)スルーで!
滝野の日記に出てくる「KYO」は、剣客ものなのか
忍者ものなのか、はたまた時代風ファンタジーなのかが
いまいち判然としない「少年マガ○ン」連載の某作です!

(ちなみに俺は時代風ファンタジーだと思ってます。
 ゲーム化するなら格ゲじゃなくてファンタジックRPGじゃ
 ないのかと真剣に考えるほどに。
 だって技が明らかにMPとかSPとか消費してそ(げふぅ!

そして今日、我が家でツッコみのターゲットにされたのは
「指輪物語」のレゴラスさんでした。

ええ、美形な分だけ注目度も高いんです(ちょっと違う

とりあえずお題↓
「何故あれだけ戦ってて矢が尽きないのか?!」

……ROでの矢は物凄い勢いで消耗するからなぁー`)(無関係

連射式カートリッジ搭載のボウガンならともかくとして、
ファンタジーの世界のエルフなんですから使用するのは
大型コンポジット・ボウかロング・ボウでしょう。
矢は連射するのではなく、一撃必殺型の戦闘スタイル。

おぉ、流石に30分の戦闘で1500本とかは消耗しなさそうだ。

しかし、あの細い矢筒で用は足りるのか?
物凄い勢いで圧縮して詰め込んでるのか?

うん、ほら、掃除機で空気吸い出してパッキングですよ。

でなかったら、矢筒も割れよとばかりにギチギチに詰めて
何とかしているのですよ。
一本抜くと周りの矢までゴッソリ抜けてくるオプション付き…
この場合、取り出して番えるだけで一苦労だなコリャー`)

以前「ぷす!って鏃で刺しただけでオーク倒すなよ!」って
ツッコんだ覚えがありますが、あれ、撤回します。

そうしないと矢、足りねぇし。

きっと足りねぇし。

使用済みの矢を死体から抜いて再利用しても許す。
番える矢がないからって木の枝折って飛ばしても許す。
この際だから、野営のときに火にくべる薪をくすねて
こっそり「矢作成!!」とかしてても許す。

頑張れ、弓で戦う奴ら。

俺はいつだって、そう、どんなゲームで使えない使えないと
騒がれたって、強引に一軍に組み入れるぞ。

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