先生! 綾小路さんの容態がっ
←劇の時の僕の持ち場・略図。
舞台からも音響照明室からも離れて、
こんな場所に機器が置いてあるんですよ。

そしてこの場所から声の出演(マイクなし)。

普通に座ったままで台詞を言い、その後はお客に紛れるように
何食わぬ顔で座っていたため、長いこと振り向いたままで
「え? どこから?」と探していたお客さんもいました。

確かに、あんな場所からあんな台詞があんな声で聞こえてくるとは
誰も予想しなかったに違いない。ビックリしてくれたのなら本望さ。

でも俺じゃなくて舞台を見てくれよな(’A`)b 

そして案の定、慣れない機器操作をトチった滝野ですコンバンハ★

 

……orz その辺クラスメイトさんもスルーしてくれて助かったわ……

 

ちなみに本日の日記タイトルは、唯一の台詞の強引な言い間違い。
こんなのでも間違っちゃうんじゃないかとドキドキで(綾小路って誰だ)、
クラスの子が仕事の合間を縫って「滝野さん、上がり症やけど平気?」と
声をかけて下さったのが大層ありがたかったです。

あんな場所だったのは逆に良かったのかも。
舞台と違って人の目が見えませんからね。

役者さんもリハーサルでは台詞つっかえたりとか多くて不安だったのが、
過去の練習とは比べ物にならない完成度で舞台完遂しました。

噛みやすかった台詞、忘れがちだった動作、直らなかった貧乏揺すり、
全て克服したぜ! それだけでも俺は「スゲェエ」と思ったぜ!

元々本番には強いクラスなんですが、それでもあそこまで化けるとは……
ほとんどぶっつけで入れたアクションもノーミスで演技しましたし。

持ち場がこんな位置で仕事も少ないから、俺だけ特等席で見てたぜ。
その分、役者さんを身近で見ることはできなかったぜ(哀)

一般ウケが良かったかどうかは別問題として、僕は大変満足でした。

一般ウケといえばコメディ路線かダンス系なんですが、どちらでもなく
会話劇の道を突っ走ったのです。
英断だったなぁと思うと同時に、最近では会話劇の方が少なくなっていて
非常に薄ら寒いものを感じます。コメディはともかく、音楽の力は
学園祭において偉大過ぎるんじゃないだろうか……

 

文化祭などにおける劇などの企画は、いわゆる自己満足の範疇で
行われるものだと思います。

「あぁ自己満のカタマリやろ」という言葉は大層辛辣に聞こえますが、
それは紛れもない事実であり、あの手のイベントの正体だと思われるのです。

だってさ、本当の満足って一体どこにあるのさ?
何をやっても上には上がいたりとか、笑われたり失敗したりとか。
やり遂げたところで明日は絶対に来て、また何かと戦わなくちゃって。

そんな現実を生きていく上で「井の中の自己満足」を得ること、
刹那の享楽を求める方法を知ることは大いに意義があると思うのです。

ナンバーワンの座なんてのは所詮虚像ですからね。
それでも御褒美がなければ生きて行けない僕らは、
「自己満足できること」を探していくしか術がない。

だから僕は自己満足で、「井の中の蛙、大海を知らず」で構わないのです。
「されど大空の青さを知る」と自分が胸を張れるのなら何も問題はなく、
むしろそれを知っていることの方が生きていく上で大切なのじゃないかと。

学校行事って、それを経験させるための単なる踏み台なんじゃなかろうか。

 

何が言いたいのかと申しますと、ここまで1200字を費やした末の結論。

僕は今日、初めて参加者として楽しかったです∀゜)ノ

一言の台詞で満足できる辺り、器が小さい。割と仕事とかしていない。

久しぶりに母校を訪れた悪友らを出迎えたりとか(楽しかったのだろうか)、
楽屋でゴネて漫画読んでたりとかしてましたからね。

40人いたら、やっぱり9割を成功させるための生贄ポジションだなぁと
自分でシミジミしてしまった今日この頃。

マッタリ打ち上げ楽しかったです。

お人よしの正直バカじゃなくなるのは、
もうちょっと先でいい気がしてきましたよ?

 

関係のある大切な追記:

友よ、もしかして聞いただけで「あ、滝野だ」と分かったのですか?
声の出演なんて俺以外にいなかったけど、それでも分かったのかどうか
大変気になります。

そんな俺は、他人様の声があんまり聞き分けられていない。

とりあえず貴様ら、次回会う時は竹とんぼ持って来やがれ!
あといのちをだいじに! バイトも大事だけど、頼むわ……

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