ISBN:4043721013 文庫 あさの あつこ 角川書店 2003/12 ¥540

本作品はあさのあつこ氏のデビュー作であり

かつ数々の児童文学賞に輝いた作品であり

最近漫画化やら何やらで話題になっています

 



 

作者さん自ら「書くのチンドイ」と途中で放り投げてしまった

とっても素敵なシリーズでもあります。

 

面白く、かつ素敵なのは三巻までだなorz
4巻以降は文庫化しなくていいのに、と思っている
滝野ですコンバンハ!

 

個人的には4巻あたりから主役が変わってる気がして仕方ありません。
「5〜6巻は蛇足」もしくは「続かない方が良かった」と言う方も
無視できない程度におられます。

1・2巻が児童書とは思えない名作だからといって、一気読みとかすると
痛い目を見るかも知れないぜ……! 自己責任で頼むぜ!

 

同作者さんの「No.6」シリーズは最初からホモ臭がしてたけど、
「ニオイがするだけ路線だな!」と信じて続刊を買ったら
激しく「うほっ、いい児童書」で精神的にダメージ。

……それとも単に、僕の目が腐っているんだろうか?

 

 

 

「蒼穹の昴」について、とある知人もとい腐女子が
「歴史大河ホモ小説」という解釈をしていた。

確かに主人公と女装の美少年とのキスシーンとか出てくるしな。
登場人物も誰も彼もが魅力的。そういう変換も確かにできるだろう。

が……

登場人物の大半が弁髪だという事実を考えてみた時、
彼女のMoe回路の偉大さに敬服せずには居られない。

 

「バッテリー」もそういう回路の一切ない人に読ませると、
「爽やかでいい話じゃない? 最後はぐだぐだだけど」
という感想になるらしい。

「そういう解釈ができてしまう」のと「そういう解釈で萌えられる」、
両者の間には暗くて深い溝があると思った今日この頃。

あさの先生は天然なんですか?

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