クリーム色の小振袖で、袖だけほんのり抹茶色。
袴は深緑〜黒の落ち着いた色、足元を同じ色のブーツでシメ。
髪飾りは小振袖の模様に合わせた上品なデザイン。

ええ、それはもうやたら格好良可愛くて選んだ本人もご満悦でしたよ。

でも首から上は滝野。

題の後に(着てたものが)と書き加えておくと正確さが増すと思います……
うわッそれって新種の妖怪じゃね?というワケで妖怪ですコンバンハ!

もしくは、

「両儀式みたいやな」と言われて「赤のジャンパーとか着な!」と
思ってしまったコスプレイヤーですうわぁキモいコンバンハ!
(※両儀式……
  小説「空の境界」の主人公(?)。常に小振袖を着て行動する)
(※コスプレイヤー……
  06年2月12日の記事参照。誤解をしないように)

 

卒業式の時はまったく無表情(時々居眠り)だったのに、式の後で
お世話になった先生方と話してたら泣いてしまいました。

なにしろ答辞読んでる同級生らしき人たちは一名を除いて知らない人だし、
知ってる一名は修学旅行についての話をしてたし、修学旅行は僕は
別年度でしか行ってないし、そりゃ感情移入もできませんわな。

おまけに新しい校長は「ちゃんと原稿の推敲してんのか?」と
首を傾げたくなるようなグダグダな祝辞しか言ってくれないし……
って言うか、それは祝辞なのか? 単なる学校自慢になってねぇか?
去年までの校長なら使用時間半分で、もっと中身のある話を
聞かせてくれやがったぜっ。

それに対してM先生は反則です、存在自体が。
進路の件や成績の件でかれこれ7年ほどお世話になってることもあり、
この先生がおられなかったら高校推薦もらえなかったこともあり、
ほんの数分も話してなかったと思うのだけど、言葉が優しくて優しくて
なんだか泣いてしまったのです。

 

 

 

皆が「頑張ったね」って言ってくれるのだけど、
僕はそんなに頑張ってないし、
じゃあもっと頑張らないと悪いのかな。

とか思っていた時期もありましたが、

みんなが「頑張ってる」って言ってくれるのなら、
それで充分なんだろう、きっと。

肩張ってリキ入れて「頑張る」なんて言うの、
たぶん力の方向が間違っていると思うし。

ただ無心に責任を果たそうとする時、
「そのもの」を好きになった時、
人は誰だって頑張れるのだから。

 

そんな自堕落な確信をようやく持てたので、しばらくお休みです。

 

担任のアツさとかクラスメイトとの関係の考察とか
思うところは色々あるのだけども。

着付け他諸々を頼んだお店の婆さんがあまりに強か過ぎたので、
なんかもうどうでもいい。全てがどうでもいい。そんな今日この頃。

「髪のセット」「髪をおろす」「整髪料を落とすためのシャンプー」
「ドライヤーによる頭髪の乾燥」「ブロー」
全ての段階ごとに別料金が課せられてるってどうよ? どうなのよ?

「ストレートのままで、シンプルにお願いします」って頼んだはずが
激しくカーラーを巻かれ、危うくマンドラゴラみたいな髪型に
されそうになったりとかな。

途中でツッコミ入れたからいいけど、帰り際にカタログ見たら
今時の女性に大人気のマンドラゴラヘア(変な名前つけんな)は
手間がかかるからって理由で別料金でやんの……

「はァ、言ってませんでしたかぁ」
「うかがったのはこちらやと思ったんですけどねェ」

パッと見は鷹揚かつ人のよさそうな老婦人だったのだけど、
絶対キャラ作ってるだろ、アンタ。

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