生まれいずる脳み

2006年10月13日 日常
そ。

とかだったらトッテモ助かるんですが、実際ンところ滝野の脳細胞は
秒間いくらのペースで死滅しているワケで、そんなことを悩んでいる
暇があったらふたなりの子供たちに対して僕ができる精一杯を考えようぜ。

……そーか、じょう氏にも割れてたか、このカオスは(’A`)
リンク繋いで頂いてるんだから当たり前といえば当たり前なんだけど、
そーか、割れてたのかァ……(爽/あさってに向かう視線)。

だが僕は、「命の限り駄目人間」を貫く覚悟だ。滝野ですコンバンハ。

そういえばブログに直繋ぎというのに抵抗があって、イマイチ機能を
果たしきれていないのが私的オンラインブックマーク。
ブログにもリンクポリシーがあれば「ここはOKでこの人は駄目」って
ハッキリ分かるんですけどねー。

 

閑話休題って、雑談切り上げて本題に入る時にも使える言葉なんでしょうか?
唐突ですが近頃気になって仕方がない、以前にもチラリと書いた話題ですよ。

 

ふたなりの子供は、生後間もなく外科手術によって性器の整形を施されます。
「患者」の大半が実質的性機能においては女性であること、手術が簡単で
あることから、女性として扱われる人が多いそうです。

役所に届け出て戸籍を得るためには「男・女」の欄に記入をしなければ
いけないので、便宜上仕方がないと言えば仕方がないのだけれど、
成長してみないと脳の性別は分かりません。
男性ホルモンの影響によって性器の一部が肥大化していた場合など、
脳が男性化している可能性も多分にあるのです。

では男性器化した部位を切り取るという処置は、正しいのか否か?
脳は男性、肉体は女性、戸籍も女性、いわゆる性同一性障害を
人為的に生み出したことにはならないのだろうか?

「ふたなり」という言葉の語源は古く、江戸時代の医学書には既に
この病気に関する記述が見られるそうです。

しかし果たして、男でも女でもないというのは「病気」なのか?
出生届の「男・女」欄は、いったい何のためにあるのか?
「男・女」の「・」に丸をつけてはいけない理由は何か?

 

って言うか、自分の性別が分からない僕は、「病気」なのか?
それは治療可能な「病気」なのか? 「性自認」が「治る」って何なんだ?

一般的な男女という属性のいずれかに収まる、それが「治る」ということなら、
僕は僕の性アイデンティティに懸けて治療を拒否するでしょう。

男でもない、女でもない、でも僕には性別がないわけではなく、
無性という性をしっかりと自認しているのです。

男のように振舞う場面も多々あろう、女であることに甘えることもあろう、
でも僕は男にはなれない、女にもならない、書類の上ではきっと「・」になる。

 

自分は女!と暗示をかけた方が、日々の暮らしは楽チンです。

肉体的には女性だし、脳の構造も立派に女性って言うか腐女子、
最近は女性の服を着ることにも抵抗なくなってきた、って言うか
もうどうでもよくなってきた……(’A`)

相手が勝手に「滝野=女」と思い込んでくれれば、たまに不愉快ですが
面倒もないし、時々はそれだけを理由におごってもらえたりもするし、
それはそれでもうどうだって良いのです。

だけど僕の性別は本来「・」のような気がして仕方がないワケで、
生まれつき肉体的性別不詳の人もいれば精神的に分からない人もいて、
そういう人が性別を偽らず作らず暮らせる社会というのはまだまだ
遠いのかなぁ……と遠い目になっている今日この頃。

性別ってそんなに大切なものですかね。いまや実生活において、性別という
「属性」を明らかにすることはさほど重要ではないような気がしますよ。

そんな社会の中で、僕らが「属性不明」のままで暮らして何が悪い。

 

関係のない追記:

うはっこの日記バレてたのかよ?!という話題の直後に
こういうネタをおくびもなくやるのが滝野クオリティなので
頼むから石を投げないでください投げないでくださーい!

この日記、毎回話題は「濃い」は「濃い」なんだけど……
濃さの方向性にムラがあるよなぁ(’A`)どうよコレ?

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