「世界の中心で愛を叫んだけもの」

アニメ「エヴァンゲリオン」を無事最終回まで鑑賞したわけだが、
サブタイトルに気を取られて内容が頭に入らなかった。

でも、この副題ではなかったとしても右から左へと
聞き流したであろうという気はする。滝野ですコンバンハ。

読み物に関してはそれなりに舌が肥えているけど、
映像作品や音楽に関してはサッパリだぜよ。

画像の本は読みたい読みたいとずっと思っているのですが、
値段を見て毎度尻込み・図書館での遭遇回数ゼロという代物です。

 

自分の読書・観念体験は成人してからよりも幼少期の方が断然豊かであったので、
近頃その記憶を掘り起こそうと躍起になっていたりします。

踏み固めて氷のようになってしまった雪を、一片ひとひら解いて行くような感触。
寒さでこごる指先に、モノクロの欠片を取り戻した時の喜び。

ウェルズの「透明人間」が読みたいのぅ。「タイム・マシン」も読みたいのぅ。
那須正幹、椋鳩十、ファーブルにシートンに、芥川龍之介と夏目漱石、
コナン・ドイルの「白衣の騎士団」が読みたいのぅ。
図書室の隅で青カビに侵された活字を追っていた、あの頃が懐かしい。

 

と、いうような話が通じるのであれば、今日の会食はもっと楽しみに出来たと思います。

もっとメジャーで可愛げのある作品を読んでおけば良かったのかなぁと思いつつ、
6歳の頃には子供百科事典の「科学編」を舐めるように読んでいた記憶があるので
もう生まれつきの嗜好だと解釈するしかないのだと思った今日この頃。

幼稚園の時は絵本よりも「科学のアルバム」に夢中でしたが、それが何か。

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