ISBN:4591010139 新書 那須正幹 ポプラ社 1983/01 ¥630

思い出の本があって、思い出の作家がいる。

受験戦争の只中に、鞄の中にあった1冊。

 

シリーズ完結するらしいのでちょっとブルー入ってます、
滝野ですコンバンハ。

なんで今更なのかってーと、最終巻の発売日を目前にして
シリーズ全巻読み返しちまったからです_| ̄|○

NHKでドラマをやってたと思えば、今はアニメ放映中か。
このシリーズを知らない人は、そーそー居ないと思います。

 

色んな本を買うようになって、1冊1000円の本は厳しくなって、
立ち読みするのも恥ずかしいって歳になって。

手に取らなくなって長いけど、半年ごとに児童書コーナーで
新刊チェックし続けてきた我が人生……

小学四年生からの付き合いですから、かれこれ10年近くを
このシリーズと共にしてきた計算であります。
人生の半分以上じゃねーか、とビックリされそうですが、
公式ファンクラブ会員をナメんじゃねーぜッ(←会員らしい)。

 

作者の那須氏はその昔、「100冊くらい書きたい」とおっしゃって
おられましたが、きっかり半分の50巻完結のようです。

前川氏に負けず、命の尽きるその日まで、ズッコケシリーズに
携わってくれるものとばかり思っていたので意外ですω・`)
(※前川かずお氏は、シリーズ挿絵を描いておられた漫画家さん。
  氏の没後は別のイラストレーターさんが挿絵を描いている)

同シリーズの「家出大旅行」以降、シリーズを読んでいない身では
ありますが、本棚から引っ張り出して読むとやっぱり面白いんだよ……

 

ちなみに俺は、小学生時代のあだ名がまんま「ハカセ」だったので
山中正太郎が大好きだー(好きだー)(だー)(←エコー)

ついでもって、ハチベエの家業(八百屋)に親近感があるので、
結構好きかも知れないーっ(ないーっ)(イーッ)(←ショッカー)

未だに登場人物のフルネーム言えるしーッ(言えるしー)(るしー)

っつーかハカセの計算能力、暗算名人を軽く凌駕してると思うーっ
(↑エコーをかけるのが面倒くさくなったらしい)

 

タウ星までの距離と飛行船の航行速度を、ものの3秒で暗算してみせる
小学6年生、らっきょうメガネこと通称ハカセ(誤)。

計算できたってことは、速度の計算式もしっかり頭に入ってるんだ……
タウ星とかいうマイナーな星までの距離も記憶してたんだ……
ン十桁の割り算を、易々と暗算して見せちゃうんだ……

へぇ……
でも算数の成績は3で理科は4なんだ……
5がひとつもないんだ……むしろ一部2……
へぇ……

(↑未だに気になってるらしい)
(が)
(俺もなんでそんな詳しく覚えてんだろう……)

 

「学校の怪談」を読んだときには、それはもうリアルタイムに小学生を
やっていたので、ガクガクブルブルしながらトイレに入ったのも
良い思い出。 ……未だに怖いなんて口が裂けても……

何度となく修学旅行に行くわ、長男なのに名前は三吉だわ(笑)。

タイムスリップはするわ宇宙空間に行くわ、かと思えば大阪で
ホームレスに混じるわ中学生に下剤を盛るわラーメン屋はやるわ。

幽霊も出るし鞍馬天狗も出るし、お姉さんは殺人犯だし怪盗は予告状とか
出してくるし、まぶたの父との感動の再会まで果たしちゃったりして。

かと思えば、ひたすら飼育委員やってたり放送委員やってたり、
普通の小学生らしく初恋エピソードとかもあったりする。

作者さん自らツッコミ入れたりフォロー入れたりと忙しいシリーズでは
ありましたが、様々な冒険を疑似体験させてくれた全巻に感謝を。

受験戦争ひた走りで、友達なんか今も昔も少なくて(←(’A`)、
それでも寂しくなかったのは、ひとえに彼らのお蔭様です。
文庫とハードカバー入り混じり、古本だけに日焼けしてボロボロで
目も当てられない状態の本も何冊かあるけど……

将来また、全巻をあらためて揃えたいシリーズ。

 

最新49巻は、ハチベエのモテモテ話……のようです。
「シリーズ通じて、一度もモテたことがないので」だそうです。

確かに、モーちゃんといいハカセといい、意外な女の子から
好かれたりしてるんだ、これが。

そのままシリーズ完結ってのも可哀想だけど、今更人気が出ても、
きっとハチベエ本人が一番困ってるよ。どーすんだ、おい。

 

そして、泣いても笑っても次が最終。

最終になっても、きっと彼らはズッコケ三人組であるはずだと、
そう僕は信じている。

緊張のあまり卒業証書を受け取り損ねたり、卒業生挨拶をトチったり、
そのせいでハチベエは安藤圭子に鼻で笑われるハズだと信じてるぞっ。

そして俺は、3月になるまで手に取らないし読まないと誓うぞっ。

 

だって卒業式だもの、12月に読んだらおかしいじゃない?
とか、変にこだわってみたりもする今日この頃。

 

 

 

叫びついでに、「ぼくらは海へ」を復刊してくれないかと切実に願い中。

「赤いカブトムシ」を文庫化してくれないかと期待中。

あと、「研究読本」に収録されてた短編(タイトル忘れた……)も、
短編集か何かの形で世に出てくれないかと……

いずれも那須正幹氏の、ズッコケシリーズとは無関係の単行本ですが、
特に初期の作品は埋もれてしまってるのですω・`)

ズッコケシリーズ初巻収録の「柳ヶ池の怪談(だったかな?)」みたいに、
何か引っかかるような、もどかしいような、後ろ暗いような……

作風は年代を追うにつれ、「ダークではあっても暗くはない」方向へと
変化しつつあるようで、「気まずくても納得できる」という初期の雰囲気の
作品にはなかなか! なかなかッ! 絶版万歳! 児童書万歳!

「屋根裏の遠い旅」とか、「詐欺師たちの空」とか、小学生の時に
一度読んだきりでほとんど忘れちゃったけど、妙に読みたい。

「ねんどの神様」は、いつの間にか図書館からなくなっちゃったし……

 

血痕のように飛び散った絵の具のにおいを、

カブトムシの薄羽に染みた鮮やかなラッカーの赤を、

校長先生の靴の下でカメムシの潰れる小さな音を、

もう8年も経つのに、まだ覚えている。

 

きっと大事にしたい思い出は、そういうものだ。

動じず、静かに、いつか、また手に取る日を夢見て、

かれこれ5年は夢見通しなのだけれど、それはさておき。

 

まずは既刊を読む方が先だよ……
シリーズ10巻くらい読んでなかったりするよ……

ああ、もったいないもったいない。

立ち読みでも図書館でもいいから、とにかく読もうと思った今日この頃。
馬を駆っているのではなくってよ。

急いでます滝野です忙しいですコンバンハ。

俺だって髪染めてみたいけどっつーかそろそろ切りたいけど、
ものぐさだからあっという間にプリン頭化する予感(世間話)。

 

とりあえず前髪切れやァーとツッコミ入れつつ、なにげにNO.6の
#1を読み返していたワケですよ。作業間の待ち時間中に。

「2人で一緒に寝てたら、その方が嫌だけどな。」
って昨日書いたけど、撤回しなきゃいけないようです。

#1でバッチリ一緒に寝てました。

既成事実ってヤツです(ぇ)。

お……俺は一体どうすれば……_| ̄|○

 

一時狼狽したものの、よくよく考えれば15、6の坊主どもが雑魚寝なんて
当たり前なワケで……腐ってるのは俺の思考回路なワケで……

でもやっぱりあの「友情」は行き過ぎてる気がするワケで……

おやすみのって……お別れのって……

その違いが分かる16歳の少年って……

え? しかもナニ? 客取るの? マジで?

 

母さん。

あの本は「中学生向け」に出されているらしいですが、僕はそれは
間違っていると思うのです。

強いて言うと「中学生女子(もしくは中学生以上女子)向け」です。

更に付け加えるなら「腐」女子向けと紹介文を改めるべきです。

 

「それだけ」じゃないから好きなのだけど、「それ」を無視することは
俺にはできません_| ̄|○ 半端な腐女子回路が今は憎いわっ。

 

それさえ目を瞑れればなぁ……

ちなみにこれも同じく昨日、「紫苑×ネズミを検索ワードにするなァー」
とツッコミ入れてたワケですが、誤解しないで下さいね。

俺は逆の方がしっくり来rdgラhkpゼm、オdsk(矯正施設連行

 

 

「デルトラ・クエストといいドームチルドレン(漫画)といい、
 あんた本当に閉鎖隔離話が好きだね……」

って言われました。

はい、大好きです。

うへへへへへうへへへあふふへへへと、奇怪な笑い声を漏らすほどです。

なんかそういう設定の話、お好みじゃなくても知っておられる方が
おられましたらご一報下さい。

漏れなく上記の笑い声を生でお聞かせいたします。

 

多分誰も応募してこないであろうキャンペーンを単独実施してみる、
そんな今日この頃。ああ、ダレン・シャンの最新刊が読みたーい。

No.6 (#3)

2004年10月30日 読書
ISBN:4062125854 単行本 あさの あつこ 講談社 2004/10/09 ¥998

読み始め↓
「うわもう12時じゃん、珍しく夜更かしだな俺。
 ……じゃ、一章だけ……」

読み終わり↓
「ハッ?! 窓の外が明るい?!
 前巻読み返してる場合じゃねぇ!」

 

∀゜)ノ 土日ばんぜろーい(←混じった)、滝野ですコンバンハ。

 

今回もとても面白美味しく読ませていただきました。

が。

なにげに精神的ブラクラを踏まされた気分です。

 

後頭部殴られた感じがしました。鈍器で。もしくは本の角で。

 

この物語の主人公は、少年二人、ですよ、ね……

あんたら、普段から寝る前はそんなことしてるんデス、カ……

っつーか、部屋にはベッドが一つしかないんです、か……

「今日は床で寝る」って、じゃああんた、普段はどうしてるんです、か……

 

 

居候のくせにベッド占領してたのか紫苑さま。
2人で一緒に寝てたら、その方が嫌だけどな。

 

 

うーんうーん、しばらくうなされそうだー。
て言うか、こんなの中学生向け書籍じゃねぇー。

何考えてんだ講談社。何考えてんだあさのあつこ先生。
そして前にも同じツッコミをした覚えのある俺。

このまま突っ走ると、いっそラピス文庫くらいの縄張りに
踏み込んでしまうのではないかと、今から心配です。
流石にそこまでは行かないだろうと思うけど。

 

 

さて、2巻末を読んだときは「いよいよアクション開始か」という
印象だったのですが、3巻は拍子抜けするほど動きませんでした。
逆に準備は着々と進んでいるようで、駒も出揃い始めた印象です。

てっきり紫苑さまとネズミ、主人公ズだけで敵陣突入かと思ってましたよ……
まさかあんなに固有名詞が増えるなんて、すっかり騙されましたよ……

 

落ち込みついでに、うちの日記に「NO.6 紫苑×ネズミ」って
検索ワードで飛んで来ないでよ……_| ̄|○

 

仲間は多ければ多いほど良い、というのが念頭にありますので、
増え行く固有名詞に今からウキウキワクワクしております。
イヌカシが死にキャラに見えて仕方ありませんが、それはそれで。
ハムレットが可愛くて仕方ありませんが、それもそれで。

 

 

 

元々、閉鎖都市での物語というのが好きなのです。

例えば、極端な例。

「ドラえもん」の作中に出てくる22世紀の景色は、とても整然として
文化的なようにも思えますが、それってちょっと待って。

樹が一本も無いってのは、どういうこと?
どの建物も白くて綺麗だって、どういうこと?
人間が外の大気に触れないってのは、どういうこと?
歩道も車道も一定速度に制限されて、事故も混雑もないって、どういうこと?

二十二世紀では車が空を飛んでるけど、鳥や虫は空を飛ばない。

 

人間は昔から、快適な環境を作るために自分達と自然とを
切り離すことを考えて来たように思います。

雨が降れば冷たいからと屋根を作り、風が吹けば寒いからと壁を作り、
雑菌が入らないようにと食べ物に火を通し、裸足では土さえ踏まない、
それこそが文化的であり先進的な暮らしでありました。

土から糧を得て、それを口にして生きている事実と、
指先に泥がついただけでも顔をしかめ手を洗う現実。

その奇妙な歪み、ズレというものを、極端に誇張した舞台こそが
「閉鎖都市」なのではないかと、俺は思うのです。
それでも「ヒトはいきものである」と言えるのか、
答えを知りたくてウズウズしてるのです。

 

事実その点、「NO.6」は非常に極端な閉鎖都市が舞台ですね。

必要以上の規律によって倦んだ内側、過酷さ故に命すら危うい外側。
どちらに生きるにせよ、人が病むことに変わりはなし、というのが
妙に引っかかります。気になるのです。痛いトコ突いてるのです。
都市の壁がなくなったからめでたしめでたし、とはなり得ないこの物語が
どんな結末をもって終幕となるか、非常に興味があります。

どう転ぶにせよ、満足はできなくても、納得できる結末であるはずだと、
そう信じて次巻を待とうと思います。

4巻で完結するとは到底思えませんがねー`)目指せ6巻完結。

 

 

 

 

 

 

でも一番印象に残った台詞は、

「あんたとラヴシーンやってもしょうがないんで」(本文より抜粋)

だったりした。

今度からはネズミさんを女の子に脳内変換しようと決意した。

そんな今日この頃。

俺は一体何を

2004年10月29日 読書
疲れてるから、日記書かずに寝ようと思ったんですよ。

TOEFLとかの試験受けて、もうぐったりだったんですよ。

いや、適当にマークシート塗りながら「当たりますよーに」と
祈祷などして、15分で眠りに就いたのですけどもね。

せめて問題文読めよ。

 

この時点で既に「何やってんだ俺」なんですが。

メールが届きました。

本文『今日はアスランの誕生日だぞコラァ』

たまたま近所のケーキ屋さんの名前が変わってたので、
「まさかメニューも…」と心配してチェックに行ってた俺、
奇しくもアスラン様の誕生日にケーキを貪り食うことになりました。

ここはやっぱり、声の出演:石田彰なあの方に「ハッピーバースディ」を
歌うべきなんだろーか……

否、そこまでマゾいネタ体質になってたまるものか!

そもそもなんで、そんな一文メール送ってくるんだコラァァア!

 

昨日行った本屋で、入るなりアスランのポスターと目が合ったので、
アスランネタに関しては機嫌悪かったりします。

ちなみに彼の見所は「いつ首をくくるか」に集約されていると
思っています滝野ですコンバンハー★

 

……えーと、そんなことはさておいてー(ハイサテオイテオイテー

 

NO.6の#3、無事確保しました。

図書室で「ダレン・シャン」を借りました。

特別クラス所属なのですが、そちらの学級文庫からも浅田次郎作品を
借りて参りました。

試験が明けたからって反動が来たようです。

勢いでサモンナイト2のノベライズも(今更)買ってきちゃいましたよ。

鞄の中の書籍総数は8冊。うち4冊ハードカバー。ソフトカバー3冊と
文庫本1冊ってのは、「お前それはいつ読むんですか」な素敵内訳だと
自分で悲しくなりました。

昔は一時間もあればパパーッと内容が頭に入ったんですが、
今は固有名詞や時制の前後関係なんかをいちいち確認したりで
1冊読むのに二日・三日がかりが当たり前……嗚呼……_| ̄|○

 

何故そんなに本を買っとるのかというと、今、本屋さんで
「書店くじ」というものをやっているからです。
内容は500円以上お買い上げの方に一枚(500円あたり一枚ではない)ずつ、
宝くじみたいなくじが配布されるというもの。

夢を買うために買うのでなし、本を買ってついでにもらえるものなので、
「欲しい本買ってついでにもらっとくかー」のノリで本屋に行ったのです。
どうせ行く行くは買うものですし。

ただ、レジに並んだ時にふと気になったことが。

500円ごとだったら楽だったんだけど、「500円以上のご利用ごとに一枚」。
文庫本1冊でも、上に挙げた「NO.6」「サモンナイト」二冊1800円也でも、
もらえるのは一枚?

むーぅ、二回に分割してレジに並べと言うのか。
もしそれで当たっても、なんか哀しいぞ。

結局まとめて買ったけど、なんか損した気分です。
どのみち出費は変わらないのに、自分の半端な貧乏根性がまた……

 

なんて哀しいんだ、書店くじ(万一当たったら嬉しいけどな)。

 

もっと哀しいのは、「そういうキャンペーンやってるから」って理由で
上のようなタイトルくらいしか購入しない自分ですが。

「ふつーの作家(いわゆる漫画系・ラノベ系でない)」の作品は、
絶対にブッ○オフはじめ古本屋ですから。

金があっても、服でも靴でもなく本を買う女、滝野。

きっとブランドのバッグより、図書券一万円のプレゼントの方が
感動したりとかしちゃうんだろうなァと思う今日この頃。

ちなみにブランドバッグ<<<<<<<<<<図書券≦現金くらいの図式。

図書券が現金に限りなく近いのは、現金も大方が本に消えてるからです。
どんだけ紙好きやねん。
ISBN:4915512517 単行本 松岡 佑子 静山社 2004/09/01 ¥4,200

妹君が下巻を持ち去ってしまった(我が家の共有物は、基本的に妹君の支配下にある)ので、まだ下巻の頭までしか読めてません。

ここ数日、宿題やったり宿題やったりハリー・ポッター読んだりで日記をサボったけれど結局宿題は仕上がっていない滝野ですコンバンハ(ゼェハァ

どうせ読めないのなら、途中であるうちに色々妄想しておこうと決意し
日記を開いたという次第です。比率は以下のような感じで。

ネタバレ度:★☆☆☆☆(当社比)
腐女子度数:★☆☆☆☆(当社比)
想像妄想度:★★★★★(当社比)

 

思えばこのシリーズとの出会いは、児童書コーナーでの立ち読みだったな…
と遠い目になりつつ包みを受け取ったのが今週月曜。
発売当初はカバーもされず、丸裸で棚置きされていたのが嘘のようです。
これだけブームになると知っていたら、速攻でレジに持っていって
「初版プレミア」とかでオークションにかけていたのに(遠い目/汚ぇよ)。

 

そう、好きなのは児童書だが、金を使うのは主に漫画である滝野。
基本的に児童書は他人、もしくは図書館から借りて読むのです。

 

で、上巻を読む前に考えていたポイント↓

「最上級生になり、さらに資金を得たフレッドとジョージが見所」

……振り回されるロンを見るのも今年で最後ってワケですね(’∀`*)

 

そして読んだあとの感想↓

「公衆の面前では晒さないところって、お前ら治せるんですか?」

……期待通りキター!(’∀`*)件の部位の完治を祈ります。

このテのアフォネタは大好きですが、あんな言い回しで子供に分かるのかが
少々心配です。

(この部分に限らず、訳者さんは「これは児童書」という感覚を
 失いつつあるのではないかと心配になるような文章がチラホラ…
 子供って案外、単語が分からなくても理解できますけどね?)

2人はこの巻で卒業してしまうせいか、以前よりも多めに顔を出して
楽しませてくれました。
この調子で行くと、下巻も相当出張ってるだろうなぁ……
試験も待っていることだし、彼らが大人しく卒業証書を受け取るとは
考えにくいので、その辺りがどうなるのかも楽しみです。

 

ついでに、新しく登場したルーナに妙な親近感が!
(※ 何故って、宇宙電波が入っていそうだからです)

新キャラと言えば、七変化のお姉さまもかなりイカス!
(※ でも、能力の特性上戦闘場面はなさそうです)

そしてネビル、この巻からは両親の遺志を継いでくれ!
(※ ネビルのご両親は、一応ちゃんと生きています)

んで、いつの間にかタフに成長してるジニーが可愛いです!
(※ て言うか、滝野はウィーズリー一家が大好きです)

 

あとは……

1.シリウスが情緒不安定で死相出てると思う。
2.スネイプが微妙に味方っぽくて死相出始めたと思う。
3.ルーピンが上記の2人に巻き込まれそうで(以下略)。

ジェームス(主人公ハリーの父)世代が全滅の予感。所詮妄想ですが。

四巻では主人公の友人が死んでいるワケで、この巻からは闘争の様子も
描かれるようになっているので、死人が出るのは確実かなと思っとります。

もし死ぬとしたら、ハリーにとっては友人より身近な人物……

元々からトラブル背負い込んでるおっちゃん(誤)だし、
妙にイライラ不安定に描写されてるシリウスが心配です。

 

ちなみにこのテの妄想は、今まで一度も当たったことがないので
今回も外れるでしょう(遠い目)。

 

初妄想は二巻、「名前を呼んではいけないあの人」がハリーの祖父、
もしくは実の父(ジェームスは義理)なのではないかという妄想。
4巻終了時点で既に激しくハズレっぽかったデス∀゜)ィェーァ!

 

今は、語る人語る人「ジェームスは優秀だった」と言うのだけど
「良い奴だった」とは言っていないのが引っかかっています。

スネイプは蛇のごとき執念でジェームスを恨んでるけど、あれはもう
嫉妬とかそういう次元じゃなさそうなので。

だいたいスネイプは、なんのかんのでお人好しだぞд´)ノ
生徒の命の安全だけはしっかり守ってるじゃねーかд´)ノ
でも映画で見ると髪の毛ベタベタし過ぎ! 洗え!д´)ノ

最後のは個人的主観なので流すとして、シリウスから「問題児だった」と
認めるよーな発言があったので、以来ずーっと引っかかっています。
今まで「掛け値なしの優等生 VS 努力型根暗の図」だと思ってたので、
ジェームスとスネイプの対立(一方的私怨?)については疑問を覚えず
読み進めて来たのですが……

微妙〜に引っかかる。

そもそもスネイプは相当の実力・知略を持っているし、校長に対しては
忠誠を誓っている様子なのに、何故「あの人」の配下になったんでしょう。
結局リスクを犯して戻ってきたけれど、「戻る」よりも「入らない」方が
ずっと簡単であることくらい分かっていたはず……否、抜けるだけの
勇気と正義感を持ち合わせていた彼が、ほんの一時でも「あの人」に
手を貸したことに疑問を抱くべき? だいたい、そんな人物がどうして
あそこまで他人に恨みを覚えないといけないのでしょーか?

そういった矛盾と「ポッター」への異様な執着を考えると、ジェームスの
「良い魔法使いだった」像にヤな感じの靄がかかって来ます。

「俺は腐ったミカンじゃねぇ!(古)」くらいの勢いの不良だったとか、
いっそスネイプとつるんでたのに裏切ったとか、そういう可能性は……

 

うーんうーん、主人公の身内だとしたら、無条件に味方になる善人か、
あるいはボスクラスにあたる悪役かのどちらかが相場だ……

 

……何の相場だよ……うーんうーん(←一晩考えていた阿呆の図)。

 

そのスネイプ先生は、「味方として誠意を示した瞬間に死ぬ」ような
気がして仕方がありません。ハリーをイビり続ける限りにおいて安全圏。

嫌われようがマント燃やされようが意地でもハリーの生命を守り、
しかし個人的にはイビり倒すという、義理堅いのか根性悪いのかが
よー分からんキャラクターですが。

お前はジェームス・ポッターの息子を生かして、殺す代わりに
胃炎で苦しませたいのかと小一時間……あ、いや、スミマセン、
小一時間あったらまずは「頭洗え!」って言うと思います(ぇー

卒業式までご健在だと良いなぁω・`)

 

 

 

 

 

 

でも結局のところ、一番死相が濃いのはロンだと思った18の夏。

 

半端な見せ場で退場したり腕折れたりフィギュアに八つ当たりしたり、
やられ損だったり蜘蛛を怖がったりナメクジ止まらなくなったり、
毎回毎回飽きもせず「お間抜けやられ役担当」をしてるヘタレっぷりに
お姉さん涙が出ちゃう(意味不明)。

「お前は怪我とトラブルの原因を今以上増やしてどうするのですか!」
と、五巻での新展開にもおめでとうより先にツッコミ入れてしまったよ……

この調子でヘタレ続けていると、そのうち本当に死ぬ目に遭いそうな
気がして可哀想です。しかも立場上は死にそうにないから、余計に……

 

…………えーと、耐えろよロン。生きてりゃいいことあるって。

 

これだけ書いて、一度もハーマイオニー・グレンジャーの名前を出さないのは
かなりの偉業だと思った今日この頃。


はてしない物語

2004年4月21日 読書
ISBN:4001109816 単行本 佐藤 真理子
岩波書店 1982/06 ¥3,003

帰宅してから時間があったので、本棚の整理をしていたら、
この本が出てきてビックリした今日この頃の話。

うちの本棚、奥行きがやたらあるから本が二列に並んでるんですよ。
で、一番下の奥から順番に詰めていったんです。買った順にね。

つまり一番下の一番奥というのは、本棚を買ったばかりの頃、
小学2年生の頃に買ってもらった本が詰まっているので……
大半はまだ絵本の次元の本だったため、放置してきたのです。

まさかこんな所に……っていうか、まさかウチにあったとは。
図書館で借りて読んだものとばかり思ってました。ハードカバー版の
重いのを、苦労してひざに抱えあげながら読んでいた覚えがあるので……
ハードカバー版が自宅の本棚にあるとは夢にも思わなかったし。

(ちなみに新刊でハードカバー版「はてしない物語」を買うと、
 ……値段は上記の通り。異様に高価です。
 いや、装丁が布張り・二色刷りと豪華なせいなんですけどね。

残っていた値札は古本屋で1000円、それでもなかなかいい値段です。
よくもまぁ、親が買ってくれたものだと感心してしまいました。

前の持ち主はどんな扱い方をしていたのか、液体の染みやら日焼けやらが
相当酷い状態ですが、それより「我が家にあった!」という事実が
嬉しいやら損した気分になるやら……

 

高価だけど新品をもう一冊買おうかな、文庫版も一緒に……などと
真剣に検討するほどのハマりっぷりです。現在進行形。

 

なんで小学生の時、一度読んだきりで本棚に封印しちゃったのか。

書いてあることが難しすぎてよく分からなかったのもあるだろうけど、
よく思い起こすと、直後に「指輪物語」に手を付けたような気がします。
その長さと登場人物の多さ、ドラマに流されて、「はてしない物語」の
イメージがすっかり薄れてしまったのかも知れません。

 

あと、これは完全に読み返し終わってから思い出したことですが、
当時の俺はこの物語の終わり方がとても嫌いだったんですよω・`)

主人公のバスチアンが、本の中の国ファンタージエンから現実に戻るには、
彼がファンタージエンで始めた物語の全てを終わらせなくちゃいけない、
というエピソードが最後の最後にあるんですが。

 

(古典って呼んでも問題ないレベルの児童書なので、ガンガンネタバレです。

 

でも、彼が始めてしまった物語は本当に数が多く、収拾がつかなく
なっていたので、全てに決着をつけてから帰ろうとしたなら恐ろしい
時間がかかってしまいます。とてもじゃないけど帰れません。

そこで物語の続き、結末までを引き受けようと申し出たのが、
ファンタージエンの住人でありバスチアンの親友、アトレーユ。
彼がバスチアンの代わりに物語を最後まで紡ぎ、見届ける責任を果たすから、
と申し出たことで、バスチアンは現実に帰れることになったのでした。

 

これって何だか、寂しいラストだと思いませんか?
今まで自分のこととして進めてきた物語を、結局は
物語の世界の住人に託し、現実に戻ってくる主人公。

初めて読んだ時、「夢は夢の住人だけが見ていればいいの」と
言われたようで、とても不愉快だったことを思い出しました。

 

そうそう、それでこの本、必死に読みふけっていたのに最後の最後で
嫌いになって……

至:封印(今思えば、なんてもったいない)。

 

バスチアンは結局、現実に戻ってからは作家という限りなく現実的(?)な
職業に収まり、ごくごく普通(?/少なくとも「ただの人間」)としての
人生を送っていったようで、そのエピソードも好きではありませんでした。

「空想好きでも、作家になれるくらいのレベルじゃなきゃ意味ないんだよ」と
言われたようで、空想好きーな子供としては非常にガッカリしたんですね。
当時から「空想は好きだけど、俺の器では作家にはなれまい」という
自覚(だか過小評価だか単なる謙遜と尊敬だか)はあったので、
グサッと来てしまったんですよ。

いや、むしろこれは今でもガッカリ来てます_| ̄|○|||
文章力? おりじなりてぃ? 創造性? 何それ食べられるの?

…………(つд`)

 

でもやっぱり、好きだなぁ。児童書。

今までエンデは、「鏡の中の鏡」が一番インパクト強くて、
「モモ」はいまいち共感できる部分が少なくてと、非常に微妙な
評価を下していたんですが……

現在はてしないループにはまっております。
最後まで読んでまた頭から、を繰り返してます。

昔読んだ本を順に読み返してみよう、すぐ終わるだろし、なんて
つい先日(昨日か?)書いた気がしますが、この一冊で一ヶ月は
行けるように思えてきました……否むしろ行くだろう。

一日三食で朝ごはんはパンなので、ご飯60杯は行ける!という計算に。

 

あ、あ、でも他にも読みたい本が、読みたいのがぁあ……!と叫びつつ、
関連図書とか劇場版DVDとか買ってたら数ヶ月は他の本(も漫画も)
買えない身になってしまいそうなので、金策を考える今日この頃です。

 

うん、劇場版、見る気なかったんですけどね。

先輩が「3だけは見ろ!」って言うんですよ。

1は文庫版上巻、2は下巻、3はオリジナルのシナリオで、計3作出ています。

この3作目のオリジナル、「オリジナルと言うよりパロディ」らしく、
「ファンタージエンの住人がリアルで大暴れ★ファンタジック・パニックコメディ」
とか紹介されたら、もう見たくて仕方なくなって来ました。

って言うか現代版アトレーユが気になって(ぇ

いや、アトレーユは出てこないらしいんですけどね……
出てきてたらさぞや面白かろうと想像しつつ見るのも楽しいかなーと。

バスチアンがいじめられてたら、そこらのバイクを盗んできて
助け出すとかやりそうです。それも素で。

つーか「アトレーユが出てこない」ってことは他は出るのか。
誰が出るんだ誰が! バスチアン、それ収拾つけられるのか?!
と、疑問の種は尽きず、少なくとも笑えること間違いなし。

 

見るぞー、誰が何と言おうと見るぞー、て言うか買っちゃうぞー、
ROの課金やめたからお金はあるんだよアハハハハハハハ(ウツロ

 

今度は俺が、至:封印 にされたい。

好きな本ー、と考えたら全部児童書で、しかも80年代以前の
作品ばかりだというこの事実に気付いてしまったので、
そろそろ一般人っぽい本も読もうと思います。

 

何かいいファンタジー、ないかなぁ(駄)。



先日の日記なんですが。

ねぇ、「はてしない物語」のルイスって誰?

 

何を寝惚けていたんだろう、キャロルは読んだことがないので違います。

 

ちなみに件の作品の作者はミヒャエル・エンデさん。
アトレーユに会いたくて仕方なくなってきたので、図書室で借りてみました。
読み返すと格好いいですー`*)静かなる熱血少年。
そして昔、「親近感はあるけど嫌い」だった主人公、バスチアン。
彼への評価もガラッと変わりました。

昔は「面白いけど難しいお話」くらいに思ってたのが、読み返すと
刻み込まれた哲学、小さな言葉遊び、意外な表現法に戸惑わされます。

あと、「あれ? 俺、前にこういうシーン書いたよな?」ってのも
ちらほら……やっぱり小さい頃に読んだものというのは、印象が根深く
脳に刻まれているのかも知れません。無意識に作品に反映してます。
完全なオリジナルのつもりでも、どこかしら……という。

(映画版は遥か昔、幼き頃にちらっと見たことがあるんですが、
 「うわ、フッフール(竜)がめっちゃ縫いぐるみ!」と思って
 ちゃんと見なかったんだよな……未だに見たことないんだよな……

こういう話が根底にあって「お話書きたい!」って思ったんだよな、と
再認識。書くゆとりが持てそうにないので、読むことに徹しようかと
思ってるんですが、「昔読んだ児童書の再読破」が目標になりそうです。

それで1年くらいあっさり終わっちゃいそうだ……
何しろ8歳の時に指輪物語読んでた子供だからな(遠い目)。
その後手を付けた父の書架の「日本名作全集(全64巻)」とか、
図書室で読んだ「ひげよ、さらば」や中国の四大怪奇小説……

……ごめん、未だに三国志だけは読んだことない……_| ̄|○

などなど、回収するだけでも一苦労です。
むしろ「はてしない物語」で涙ぐんでる俺がヤバいと思います。
ちなみに涙ぐんだ後、やたら深刻そうな顔で考え込むこともしばしば。

駄目だコリャ。

 

ともかく読み終わったら「モモ」が先か、「飛ぶ船」か、はたまた
「ゲド戦記」? 「ナルニア国」? いやいや「冒険者たち」が先か、
それとも真っ先に巨峰「ズッコケ3人組」シリーズに挑むべきか……

って児童書ばっかりかい?と、
自分を子一時間問い詰めたいです。

小一時間でも妄想の余地と紙とペンがあれば平気で乗り切る否むしろ
時間を増やしてくれ、そんな俺様が滝野なのでおっけーですが(ぇー?!

 

 

実は10年ぶりくらいにスカートはいてガクガクブルブル、
やっぱり不慣れなものは怖いし気持ち悪いな、と書きたかったのですが。

少なくとも朝は、「もう今日の日記はこのネタでいいや」と思ってました。
大学の帰りのバスの中で「はてしない物語」読破したら書くことが
変わっちゃったよ!∀゜)もう駄目ぽー

「スカートの時ってどう歩けばいいの?」と世にも間抜けな問いを
放ったりしつつ、友には「写真撮らな、写真!」とか言われたりした
今日この頃。慣れるぞ、慣れるしかないぞ、て言うかスカートの似合う
素敵なれでぇに俺は……!

俺は…………!!!!!!

俺は……

 

 

 

……アトレーユ、格好いいなぁ(ファンタージエンを探すまなざし)。

 

 

とりあえず「星の王子様」は確定させているけど、次に借りる本を
何にしようかと考える今日この頃。

そんなん読む暇あったら単語帳めくっとれ!と思いつつ、
こればっかりはやめられない止まらない。

ペンが剣より強いなら、本は盾より強いんだい!
とかワケの分からないことを叫んでます。
もう駄目ぽです。
でも図書室通いがやめらr(以下略。

 

 

 

関係のない追記:

 松本嬢に1万HIT祝いを渡すタイミングを損ねましたω・`)
 あーどーしよー、と思ってるうちに、なんか大変なことにω・`)

 最初、理由が思い当たらなくて「うぉあーっ、カウンター壊れてる?」
 と素で思ってしまった俺ー`)ナチュラルに駄目ぽ。
 復旧するのか解体なのか、どちらになってもおかしくないのが
 電脳世界の恐ろしいところだと思います。

 思えば一度、似たような目に遭ったしな……
 それで相方関係解消、同時にサイトを畳んでしまったので、なんとも。

 まったく、この思考回路の鈍いことったら(´・ω・)-3

NO.6 #1

2004年3月25日 読書
ISBN:4062120658 単行本 あさの あつこ 講談社 10/2003 ¥950

多少高くても、琴線に触れた児童書は迷わず買ってしまう。

というわけで、この本もその「迷わず買っ」てしまった無駄遣いの
好例なワケです。青い鳥文庫からひとつ上の世代に向けて出した、
講談社の新文庫シリーズらしいんですが、その割には値段が張りました。

青い鳥文庫の上ということは、通常の講談社文庫に移行するより下。
およそ小学校高学年〜中学生、多少高校に食い込むくらいでしょうか。
同文庫からは講談社・マガジン連載の「ゲットバッカーズ」の原作者も
本を出していて、挿絵も「ゲトバ」の人なんですが、やっぱりその辺
意識して売っているのかも知れません。

実際には900円の空想小説1冊と400円の漫画2冊、普通の小中学生だったら
迷わず後者を選ぶと思うが。何考えてんだ講談社。

 

さて、この本は───…

「うわぁ児童書コーナーにゲトバがいる(違」というので棚に近づき、
平積みにされているその横にちんまりと立て詰めにされていたのを
引っ張り出したというのが初めての出会いでした。
いや、だってこのタイトルの短さ。って言うか記号じゃねーか。
ここまで意味の無いタイトルというのも、児童書には珍しいのです。

……で、冒頭の2ページで引き込まれて買ってしまいました。

ざっとあおりや帯や、カバー下を見て、「うん、世界観が好みっぽい」。
あとがきや著者近影をチェックして、イヤミがないかを確認
(あとがきに作者本人の嫌な人っぷりが溢れた本というのは存在する)。
続いて書き出しの文章が「上手いなぁ」〜「抵抗なく読める」の間に
位置すると判断すると、大抵の場合迷わず購入します。

 

で、買ってみた。
二巻まで出てるので一気買い。
失費2000円。

それだけの価値はあるかな。

面白い。

面白いけど……

 

…………言っていいだろうか。

 

ホモくさい。

 

と思いました。
最初は普通の友情冒険活劇風だったんですが、言葉の端々がそれっぽく……
しかしあくまでも児童書、ストーリーは巻き起こる事件と身辺の変化の
中での主人公の心情が文章の核ですから、どちらとも判断がつきません。

作者は狙ってんのか天然なのか……
いまどき「紫苑」って名前使うの、相当勇気要るよな……
いや、でもそれだったら「ネズミ」はないだろう……(ぶつぶつ

 

結局「なんかそれっぽいニオイもするけど、普通に楽しい児童書」
という評価を下すに至りました。

 

 

 

 

そして翌日、別の書店にて。

 

BLコーナーに平積みされているのを発見した俺の心情を、80字以内に
まとめなさい。                      (10点)

 

そこまで行って、ようやく思い出しましたよ。

作者の「あさのあつこ」さん、「探偵蘭」シリーズも齧ったりしたなぁ。
という淡い幼少の思い出はさておき……

児童書作家にして、少年を革鞭(いや、実際はベルトだったと思うが)で
ビシバシしばくというシーンを作中に挿入した、ある意味神。
肝据わりすぎ。何故編集者は止めなかったのか。

ゲトバがマガジン紙上で正々堂々、見開きページでキャー!
やらかした時には正直「うわぁ……」と思ったものだけれど、すまねぇ、
俺、講談社編集部をナメてたよ……強すぎるよ講談社_| ̄|○

 

 

しかしこの話、そこを抜きにすれば好みです。
坊ちゃん育ちの紫苑様(ああっ、この名前にはつい無意識に「様」が!)も
前向きでハングリー精神に溢れてますし、この手のキャラクターとしては
珍しいのではないでしょうか、こういう性格付け。

これでネズミにべったり依存のヒモ、否むしろヒロイン状態でなければ
最高に格好良かったんですがね(’A`)姫かお前は。

そして本の虫で野生児で人殺しで紫苑の恩人という、なんか素敵過ぎる
設定のネズミさん。っていうか人物名「ネズミ」っていうのがすごく
引っかかりつつ、彼の本名がストーリーの要であるのかどうか。

とりあえず色気の欠片もねー名前だな(違

いや、格好いいです。この人格好いいです。
生きるため「だけ」に目をギラギラさせてるようなキャラクターって、
大抵は「1.敵として現れる」「2.味方の変わり果てた姿」なんですよね。
ちなみに1の場合、状況が安定すると寝返ってくることも多々ありますが。
自分が危なくなったら一気に切って捨てる、と公言し、事実自分のことを
最優先にしている、そんな放任主義なネズミさんは格好いいと思うのです。

友情とも馴れ合いとも違う、奇妙な共存関係。

それがただのホモ小説に成り下がってみろ、俺は泣く。

 

二巻の時点ではまだ、おっけーです。大丈夫です。

「紫苑、それは食われててもおかしくないぞ」と思うシーンを多々
挟みつつも、それは俺の脳が腐ってるからさ★と自己暗示をかけて
誤魔化せなくはない範囲です。

 

頑張れあさの先生。頼むあさの先生。これ以上暴走しないでくれ。




ISBN:4061822330 新書 西尾維新 講談社 ¥980

松本嬢にシリーズごとごっそり借りること1ヶ月。
いや、それ以上か。

未だに同シリーズ「クビツリハイスクール」が、半ばから
なかなか先に読み進められずに半放置状態です。

貸してくれたのにごめん、まっつん……(まっつん?!

毎日手に取ってぼけーっと読んでいるのですが、この
「ぼけーっと読む」というのがいかんらしく。
気がついたら話が分からない、仕方ないから「クビキリ」から
読み返して登場人物を把握しようとあがく、そんな俺様の名は
滝野だ覚えとけ畜生め∀゜)コンバンハ★

 

えーと……

はっきり素直に率直な感想言っちゃっていいですか?

 

 

面白くないよ、これ。

 

 

とか言うと激しく誤解を招く上に次会った時に松本嬢に刺されそうな上、
他の知人ファンや見ず知らずの人に後頭部超激打突とかを
食らわされそうなので弁解しておきます。

お話が面白くないという意味では決してない。

 

むしろこの作家さん、かなり神の領域です。
自分では「面白くない」と言っておいてからに、他人に薦めても
安心な優良図書ザ・ベストにランクインです。

読んでいてまったくつっかえを感じさせない流れるような文体、
所々に散りばめられた言葉遊び、その中にさらに紛れ込む事件のピース。キャラクターの圧倒的な存在感、思想哲学、そして各々の
細々とした特性などなど、鬼のような作り込みですд`;)

 

では何故「面白くない」などと俺は言うのか?

 

この問いに結論を下してくれたのは、意外にも「読み始めたよー」と
メールしてきた知人でありました。

「この主人公ってさ、あんたに似てるよね」

Σ д`;)───────!!!!!!

 

そう、思い返せば……

 

松本「なんか主人公がうだうだしてるから」

 

……すまん松本、その「うだうだ」は>ほぼそのまま俺の回路だ∀゜)!!!!!!

ということに気付いてしまいました。あいたたたた。

こんなネガティブを通り越した無気力次元の思想を持った人間が
この世に僕以外に居たんだぁ……とでも言いますか、いや、俺は
主人公さんほど頭良くないんですけどもー`)頭良い方が多分辛いよな。

そのせいかどうにも、主人公の思想論が挿入されるとそこで
それ、もういいよ。おなか一杯だよ
という気分になって不貞寝してしまうことになる、という次第です。
自分の肌でひしひしと感じてることを、今更改めて文章で読まされても
なんかあいたたたたたた!という感じしか……_| ̄|○
(ちなみにこの「あいたた」は「痛々しい」という意味ではなく、
 胸が! 胸が痛ぇえあーっ!という意味である。

しかも舞台は京都∀゜)地元だよ!
そして出てくる学校名がもう───(゜∀゜;)───!!!!!!

 

主人公とのシンクロ率が無駄に高すぎて、もはやお話を楽しむ
余力とか余裕とかがなくなってしまうワケですね_| ̄|○
主人公さんはあくまで「語り部」であるため、キャラクターが
立っているようで一番立っていない登場人物でもあるわけで、
普通はその空白の部分に何がしのイメージを埋め込むことで
話を楽しむわけなんですが……

なぁ、これ、地元だし。母k(ごふ!)だし。
あまりに似通っていて、無意識に自分のイメージがかぶってしまう
=俺様は自分大嫌い人間=主人公が非常に嫌な奴に!

 

そりゃー面白くなかろうよ。
そんな読み方されちゃ本の方だって面白くない気分でしょう。

ごめんなさい_| ̄|○ □ (←平積みにして土下座してみた。

 

多分俺は、この手の本を読んではいかんのです。
おとなしく児童書とライトノベルを読んでおれ、と。

思想学を今更目にしたところで感動を覚えるでもなく、感性が変わる
わけでもなく、日々絶望しながら生きている。

そういう人間は無理にでも娯楽を手にしとれと、
切実にそう思う今日この頃です。

とりあえず楽しけりゃ、死なねーからな。
と、昨日焼肉をご馳走になりつつ喋っていて思ったのでした。

 

 

何やってんだ、俺……製本済ませろよな?
でも松本嬢には無事笑ってもらえてよかったよかった。
ちなみにその表紙、うっかりバッチリ原稿放置して他人様に
見られちゃいましたよ★もう生きて行けない∀゜)ノ

 

 

「JING」の最新刊とか「ダレン・シャン」の外伝とかが見つからず、
ふてくされて本屋を徘徊してて「ゲーマーズへヴン!」の最新刊が
出ているのに気付いて購入してみた今日この頃。

……お馬鹿漫画読んでる暇があったら某本の表紙貼れやぁーッ!!!!!!

指輪物語?

2004年2月7日 読書
地上波に降りるの、案外早かったですね。
劇場版「ロード・オブ・ザ・リング」。

ほけーっと流し見してます、滝野ですコンバンハ。

さて、この映画を見ていて滝野が好きなキャラと言えば、
と言うか乙女も腐女子も皆一緒ですよねー`)はっはっは、
レゴラスさんですよ。迷いませんとも、ええ。

演じている役者さんがまた美形で。
「パイレーツ・オブ・カリビアン」にも出ておられましたが、
「指輪」の方がエルフという役柄の関係上中性的なメイクを
施されていて人気なよーです。金の長髪もよくお似合いで。

うん、美形だね。

そんなことはどうでもいいんだд゜)クワッ

弓ですよ弓、弓ゆみユミゆみゃみゃみゃみゃー!(壊

と言うか原作の小説で地味に活躍する彼が好きだったのです。

彼が単独で活躍するシーンなんてまずないんですが、
主人公を常に脇から支え、仲間への負荷を極力減らそうとし、
そんな彼が好きだったのです。

劇場版は……

劇場版はビジュアルで引っ張ってる感じがして好きじゃない……

映画としての出来はとてもいいものなのに、当分好きキャラを
語ることは出来なさそーです。
レゴラス好きーって言うと、「格好いいもんね(見た目が」で
帰ってくるんだも……_| ̄|○

見た目じゃなくて、あの地味に男前な精神が好きなんだって!

ああ、この想いは当分胸に秘めておこう……(つд`

他のキャラは他のキャラで好きです。
特に、フロドに同行するホビット一同。
穏やかで無知で、でもひとたび志を掲げれば決して下ろさない。
元々武闘の種族でもないのに頑張る彼らが凄く好きです。



しかし小説読んだの小学生の時だからなぁ。

勢力の名に色を与え、ファンタジーの基礎を学び、
ついでを言うと穏やかな風景描写を教えてくれたのも
この小説だったのですが、実はかなり内容忘れてます。

座右の書に挙げられないのは長すぎるせいもあるかと……

あーもー(つд`)でも読み返すのならその前に、
ツバメ号シリーズ読み返してぇと思います。名作です。

児童書は装丁が……頑丈っつーかデカ! 値段が高いのに、
立ち読みするには無理のある重さ故になかなか読めません。
ダレン・シャンも面白いのに、妹が受験終わるまで
借りてきてくれないって_| ̄|○買うような金はねーぞ!

この児童書フェチめ、普通の本読めよ!なんて思いつつ、
「来週は『ラブ・レター』かぁv」とはしゃいでみる今日この頃。

本命は「スワロウ・テイル」なんですがー`)ま、いいか。

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