「そう、受け・攻めで言うならば僕は受けだ!」

 

……って、さりげに名言だと思うんですが。
ファンタジックお茶の間コメディ漫画(違)「フルーツバスケット」より、
(とは言いつつウロ覚えなんですがー`)引用してみました。

 「受け・攻め」という言葉の意味を解している時点で綾女さん、
 只者じゃねぇ……! と感動すら覚えた俺なんですが、
 そもそもあれか? これはパンピーでも分かる言葉なのか?

 「受けの反対語は?」って訊かれて「攻め」って答える人はヲタ知識有、
 「守り」って答える人は純パンピーだという話を聞いたことがあるけど
 実際のところどーなんだ?! 実験していいものなのか、これは?!

とか無駄に悩んでます。滝野ですコンバンハ。

一行目の文章と題を考慮に入れて己の分類を行うなら、

俺はマニア・ファンを通り越したフェチだ。

 

 

……と、思う……(弱気。

 

さて、面倒っちいので「です」「ます」は取っ払おう。

近頃自分というものを振り返るのがマイブームな滝野なのであるが、
最近のお題は「俺はどういうヲタなのか?」、これである。

ちなみに「ヲタなのかパンピーなのか」と訊かれたら、本人胸張って
「ヲタです(効果音は「どーん」で間違いない)」と言い放つので
あしからず。訊くのは野暮だし、そもそも愚問だ。

 

さて、まずヲタチックな人間を指し示すであろう言葉を羅列してみよう。

オタク、マニア、フェチ、狂、腐女子。
ファンという言葉はその限りではないが、「アニメ〜」「漫画〜」と
接頭語を持ってくると途端にヲタちっくゲージ最高潮なので含むこととする。

容量の少ない脳みそを無駄に占めている、少ない語彙の中でもトリビアを
凌駕するほどの「使えない・役立たない」言葉達を並べてみたが、
これらの言葉に対して世の皆様方はどのようなイメージをお持ちなのだろう。

俺の中では、

オタク→同人のひと。「○○はこういうこと言ってそうだよ」とかの
    二次元ネタ・二次パロで盛り上がれる人を指す。
    ちなみに「近づきたくない系統の人」はその中でも別枠で、
    同業の人も避けて通る「ヲタク」だと思っている。

マニア→好きで好きで仕方がない。買いあさらずに居られない。
    もしくは、いじらずに居られない。下手すると、その収集した
    アイテムを見せびらかさずに居られない人もいる。
    同人誌即売会で物凄い量の本を持っている人はこれかなぁと思う。

フェチ→愛が過ぎて変態入っちゃってる。萌えって言うより「ラヴ」。
    性癖を孕んでいるため、必ずしも表面化するとは限らない。

狂→SAMURAI DE... やめよう、つまらん(でも書く。
  本当に逝っちゃってる。熱狂的。バンドの追っかけ並みの熱さ。
  ある意味「ヲタク(Notオタク」とかぶっており、しかもそれが
  行動に表れる。表れ過ぎておまわりさんに捕まる人もいる。

腐女子→定義が人によって酷く曖昧な言葉。
    俺の中では「エロ・やおいやパロ同人に対し知識・理解があり、
    どっちかって言うと二次元の話題が多い人」。
    必ずしもエロ・やおいオンリーな人を指すわけではない。
    当然、女性にしか適用されない。

ファン→比較的ライト。オタク・マニア・腐女子へと進化する
    可能性を秘めているが、まだ「一般人」ラインの人。
    ちなみにヲタク・フェチ・狂はこの三つから二次進化を遂げた、
    ある種の最終形態に近いものであると思われる。

と、まぁこんな感じに分類されている。あくまで俺様基準なので、
人によっては───っつーか大抵の人はこれらの代名詞を冠することを
嫌うであろう。俺だって他人に「フェチなんだよね」と言われたら嫌なので、
出来れば口にはしないように。

 

さて、言葉の定義を並べてみたところで、自分の当てはまりそうな
項目を探すわけなのだが……

とりあえず腐女子、これはもらった。
脳味噌腐ってるっつーか、同世代の女の子が純粋で眩しくて
触れたら汚れそうな気がするぞってくらい汚れてるので確定だ。

そしてオタク、これも確定である。二次元のキャラクターで「絶対に
夜、トイレに一人で行けないよね」とか盛り上がるのが好きなのだ。
クラスメイトの会話などに聞き耳を立てていると、実在の人間について
そういった想像をしての会話なども聞き受けられるようなのだが、
俺はそれは嫌なのでオタクの方が好都合ってものだろう。

で、マニア・フェチ・狂なのだが、まず「狂」は抜いておきたい。
好きは好きだが、そこまで熱狂的であったことはない気がする。

収集癖という意味で、マニアは入っちゃっているだろう。
引き出しにポケモンカードが一杯入ってるしなー`)
(イラスト集さえ出ておれば、こんなに買うことは……

最後に残るのが、フェチ。
愛を持って作品に接し、愛を持ってキャラクターを語る。
(ちなみに、愛を持って以下略……
 言っちゃいけないゴニョゴニョをする人も含む。
俺は最終的に、ここに含まれるような気がするのである。

 

何故ならそれは、自分の中で好きな作品が神格化してしまうから。

即ち、作品そのものが好きで好きで手を入れたくない。もしくは、
原作と完全別離なストーリーでなければ同人誌が書けない・読めない。
「え?」と思われる方も居るだろうが、そういうものなのである。

(一部例外もある。「神格」より「オタ心」が先行すると、
 いつの間にかパロっちまってるのだ。脳内で。

 

例えばここに、神格化した作品の作者のサイン会があるとなったら
即刻地球の裏側まで逝けます!というアツさを持ち合わせれば「狂」。
あるいはその作品を興味ない人にまで語り、布教するという行動に
出はじめたら「ヲタク」である。表面化しない分、他人には無害だ。

ただし俺は、そんな自分を「パンピー寄り」と言うほど落ちぶれてもいない。

何故ならそれは、やはり二次元のことで話題が合えば嬉しいからであり、
サイン会やら何やらだって近場ならば出向くであろうと思われるからであり、
当然先に述べた「オタク・腐女子・マニア属性持ち」でもあるから。

結論からして、二次元への精神的依存が大きい人である、
と言うことが出来るからである。

 

 

つまりどれだけ自己を解析・分類したところで、世間から見れば
ひと括りに「ヲタ」で済んでしまうとゆーことだ。

(ちなみに効果音は「ずぎゃーん」あたりが望ましい。

 

 

それに、新学期の自己紹介の時に「オタクです」と申告することは出来ても、
「フェチです」と言う勇気は無い。
フェチとは静かなる変態であろうと、自分では思っているからである。

二次元好きーですと言うことは出来ても、自分の性癖的趣向まで
バラせないっつーことだ。事実、俺は今日の日記において
「自分が好むもの」については一切触れていない。

GENKAI TOPPAが足りんな、と悟り顔で知人に言われたが、そんな方向に
限界突破したくないわ!などと思う今日この頃。

大好きと筆力

2004年3月18日 日常
タイトルとは関係無しにブクマ晒し逝くぜーって約束して早幾年(長。
晒すよ晒せばいいんだろд´)ノ っつーことで、絵系漫画系抜粋。

http://nyumen.hp.infoseek.co.jp/
ー`)教えてくれた人ありがとー、って言いつつも
3人くらいから送られて来たなこのアドレス。
つまりは皆が笑えるネタということなんでしょう。

……日本誕生に出木杉は出てなかったような……(リアルタイム話題

http://epuron.s15.xrea.com/
盛大に笑います。少なくとも俺は笑います。って言うか笑え(何
ちなみに俺は、コタツから普通にチャカ取り出すフーンが好きだ。

http://0313.chips.jp/
「水彩の方が好きそう」って言われつつ、この人の絵はドット絵の方が
好きだったりします。好みを通り越したセンスの良さが。

http://www.pinky.ne.jp/~aogachou/
Junk絵だけでおなか一杯になりました_| ̄|○三つ首チワワ……
見たら最後、もう絵なんか描けないって気になれます(でも描く。

http://web.poporo.net/home/shoh613/
イベント会場で初めてお見受けした時の印象→「何だこれ」
……_| ̄|○ だって凄過ぎて……
常日頃からROMおんりーな自分が思わず求愛ですよ?!(待てコラ

 

 

異様な速度でKYO関連ブクマ数が伸びている滝野ですコンバンハ。

 

本棚を見返して、「自分の脳内話とどっか似た設定の本ばっか…?」
のような気がしてきました。

細かい設定が決まったのは5年ほど前のことなのだけども、その前から
買ってたものもあれば後から買ったものもあり、分かったのはどうやら
俺は自己脳内溺愛人間らしいということでありました。

つまり「自分の好きなもの」が確固たる形として脳内にあって、
自然とそれに近い世界観もしくは展開のものがツボるわけです。

(それと関係なく絵買いしてる漫画とか、純粋に「凄いなぁ」と思って
 読んでる作品とかもあるワケなんですが。

……でもあれだ、頭の中でアニメーションしてるのを文章にするだけの
筆力がない俺様万歳ですよ(’A`)ノ 語彙少ねーし文形も乏しい。

そんな奴が書いた文に、「だらだら字が並んでるだけの紙」以上の
価値があるとは思えないね。ただでさえ台詞の割に説明文が多くて
読みづらいって評判なんだから。

分かってるなら調整しろよ!と言われつつ、それが出来たら苦労も何も
あったもんじゃないワケでω・`)センスの問題なのでしょう。

 

つまるところ文章力が無ぇ、文章センスが無ぇというのは、文書きとして
致命的な欠陥だと、滝野は常々思っております。

欠陥。
必要なものが欠けていること。不備・不足のあるもの。欠点。
infoseek マルチ辞書より引用

つまり、そういうこと。

それが欠落している時点で、万人に……とは言わずとも、多くの人に
受け入れてもらえるような作品は書けまいと思ったのは15の時。

同人界は魔窟ですからねー`)歳も何もあったもんじゃねぇし。
2年間、創作と男性向け(……ぉぃぉぃぉぃぉぃ;)を往復して、
「世界観を売る」ということがどれだけ難しいかを思い知りました。

 

それでも好きだから書いている、そんな自分は滑稽だし阿呆だ。

とは思いつつ、結局自分で書くのが好きなよう。
読み返すと頭が痛くなるけれども、それでも好きなのは自分の話。

そんなもんでしょーω・`)と「独り善がりでもいいから」のスタイルを
確立している時点で、やっぱり松本嬢とは目指すものが激しく違うのを
感じる日々です(何を突然名指ししてるのかな君は。

 

 

いや、日記見てたら触発されて。

 

 

ことが明確で、手の届く高さにあって、それを淡々とこなすだけの俺と、
まだまだ目指すものの高みへと登らなくちゃいけない彼女と。

自分を磨き磨いて険しい道を登るという彼女と、
自分に見切りをつけて適当な道を行く俺と。

どっちが楽かは明瞭だけれども、どっちが楽しいかと聞かれたら困るね。

俺は正直、自分に今以上の険しい道を歩かせたくないからね。
精神・肉体共に脆弱である自分を、解しているつもりです。
そのせいで評価は過小になっているかも知れないけれども、
我が身がかわいい臆病者には丁度いい楽しみ方なのかも知れない。

上り坂を行く人に、頑張れよとは言わない。
実は未だに、この言葉、嫌いだし。

最近、よーやくいい言葉を見つけました。

楽しめよ。

 

俺には出来ないことを出来る人が、正直、妬ましい。
俺には行けない場所に行ける人が、素直に羨ましい。

だから楽しめ。俺の代わりに楽しめ。
「わしの盲いた目の代わりに、よーく見ておくれ」(byナウシカ)
くらいの勢いで、そう願っております。

 

え? 何? 俺って結構いい人?(※違います

って言うかこれ、青い春じゃね?(※絶対違います

 

 

歳ひとつ取ったけど、結局そんなことしか考えてない今日この頃。

 

関係の無い追記:
 「byナウシカ」って書いたら「知らねーよ」って言われた。

関係の無い追記2:
 「楽しめよ」って書いたら「やらしいよ」って言われた。

 

どちらも今日の日記とはまったく関係ない生活を送っている、
事実まったく関係のない知人からのメール。

一つ目はともかく(その人はNotヲタ)、二つ目は断固として否定するぞ!
そっちの意味だったら、漢字は「愉しめよ」だ!(待てコラ

Prince of the BEST

2004年3月18日 日常
って勝手に命名(何

某アキラ本の被害者さんからせしめた「テニプリ」のCDが、ここ最近
固定BGMとして流れてます。大丈夫か俺。正気か俺。でも結構いい感じ。
(テニスの王子様……アニメも映らないし漫画も読んでない、なのに何故
 キャラ名知ってたり特性分かってたりするんだろう。もう駄目ぽ。

「ポケットモンスター・ベストソングコレクション」がBGMだった頃を
考えると大分まともになっているのか、より一層ディープな深みに
足を突っ込んでしまったことになるのか、どっちなんだ……。

ツッコみつつ、実はお久しぶり。滝野ですコンバンハ。

なんだろう、このせわしなさ。異様に忙しいって、おかしいってコレ。
普段あり得ない量のメールやりとりしていたら、何通かが電子の海で
迷子にもなった模様です。

送ってもらったメールが届かないω・`)送ったものも届いてないし。

 

さて、「返事がなくてもそれは俺のせいじゃない!かも知れない」報告を
済ませたところで、ここ数日の脳内話でも。

1.跡部(注:「テニスの王子様」登場人物。オリコン14位の実績を持つ男
2.跡部(注:「テニスの王子様」登場人物。オリコン14位の(ry
3.跡部(注:「テニスの王子様」登場人t(ry

…………聞いてたら洗脳された……_| ̄|○

 

「ああ、やっぱり俺はヲタだな」と思いつつCDラックを見、ふと気付く。

並び方がおかしいって、これ。

 

あんまりCD買わないんですがω・`)ゲーム曲・アニメ曲が山積みだし。

でも何故だ。

一番取りにくい位置にポルノグラフティが追いやられてるのは何故だ!д゜)

 

おかしいです、明らかにおかしいです、だって聞いてないCDの方が
手前にあるんだも!д゜)

一番聴く機会が少ないので、ドラマCDの類が奥。

そして無節操に中古買いしたCDが並んだ先にはWebで拾ってきた音楽、
他人様にもらったCD、ポケモン他アニメ系、Scudelia Electro、
そしてメダロットのサントラが重なったさらに先、一番手前に。

テニスの王子様+PS版KYO。(どーん

…………_| ̄|○ 何だこのラインナップは……

 

でもアニメの曲は好きなんですよねー`)好きだからヲタなのか
ヲタだから好きなのか……どちらにせよヲタという事実は揺るがない!
と胸を張ってしまう自分はイタいのか逝ってるのかもう駄目なのか。

とりあえず「だって好きだし。」と胸を張れない自分なんか、
ヲタとかそれ以前の次元で嫌いだからと胸を張る今日この頃。

……そこで胸張るなよとか、常識的なツッコみが痛ぇ!(つд`
はっぴばーすでぃとぅーみー、はっぴばーすでぃとぅーみー、
はっぴばーすでぃでぃああきたーん。はっぴばーすでいとぅーみー。

いえー。

祝っておくのを忘れたので、なんとなく書いておく。

 

阿呆か! あと3分で18歳になる人間の書くことじゃねぇ!

と思いつつ、なんとなく阿呆史を増やしてます。

 

1年で成長したんだかしてないんだか……

まぁ横幅は減ったよな(微妙)。

 

おめでとう俺。よく生きてたな俺。
なんかギャグじゃなく、褒めてやりたい。
わがーしのーおんー。

 

ちなみにこの場合の「師」は、俺にとっての「人生の師」であって、
ホール前方にふんぞり返っている教師陣のことではない。あしからず。

 

というワケでお久しぶりですコンバンハ、今年はうるう年だったのを
すっかり忘れていました。
「3月1日までになー」と言われてた原稿を仕上げるのに恐ろしく焦って
しまったよ。今年の2月はいつもより少し長いことを忘れていたよ。
まぁ一日長くなったと知ったとたんに別の作業にも浮気して結局
ドツボにはまるというお約束なヤツ、それが滝野なんですが。

 

大阪食い倒れをしていたと思ったら、卒業式。

 

「食いだおれ」のお子様ランチはオマケの玩具が鼻メガネでした。
イカし過ぎだよ、「食いだおれ」……そんなので喜ぶ子供いないよ。
いや、俺らはすっげーはしゃいだけど。

あまつさえそれを装着して一食食べてくれた某嬢、笑いと感動を
ありがとう。店頭の食いだおれ人形に並んで記念撮影をする貴方には
心の底から尊敬の念を抱きました。

でもなんで鼻メガネなんだろう。食い倒れ人形にはない髭がついてて
ちょっと気になったりしましたー`)

 

そういう馬鹿をして大笑いしているうちに、卒業式ですってよ奥さん。
俺ってば案の定、一人で泣いてました。

いや、純粋に寂しくて。

6年間同じ学び舎に押し込められていた、名前も知らない沢山のヒト。
その名前が読み上げられていく中に知った名前があって、それが来年からは
会うことはおろかすれ違うことすら無くなるのだなぁと思うと、
なんとも言えず寂しい気持ちになったのです。

卒業生じゃなくて、留年生ならではの悲しさです。
確かに新しいスタートを切るのは俺も同じなんですが、俺の場合は
戦場が変わらないので。既に一度負けた陣ですので。

 

…………_| ̄|○ ああ、来年からホントどうなるんだろう。
準備期間の今ですら一杯いっぱいで、今までのパターンで
サイト更新できるかどうかが非常に不安です。

今まで放置しては大量追加、というスタイルでやってきたのですが、
そもそもその更新のネタを作る暇があるかどうか。

テキストメインから落書き絵公開中心に鞍替えか。
17歳の間に「欠鍵」は完結させたいと思ってたけど、途中で
「クラスのお友達にはちょっと見せられないわね」っていう
小説に飛び移ったせいで予想以上に執筆が遅れてる……_| ̄|○

復学すると当たり前のように時間がなくなるワケでして、
完結させられるかどうかが危うい域に入りつつあります。

むしろこの日記の存続が危ういです。

あーぅーあー。
更新ペース上げようっ、と意気込んだ端からこれだよ……
来てくださってる方には申し訳ないです。本当に。
日々書くだけの余裕を作ろうと努力している
状態なので、あまりせかさず待ってくださると嬉しいです。
時々、どうしようもなく悲しくなることがあるんだ。

『何のために生まれて、何をして生きるのか』

「アンパンマンマーチ」一番の歌詞なのだけど、それが
どうしようもなく悲しく聞こえることがあるんだ。

 

いやCDとか持ってないんだけど。

 

なんか疲れてます滝野ですコンバンハー、って、
いや、疲れてるのはいつものことですがHAHAHA。

疲れてると言うより、もはや壊れてます。
自分の過去の日記読んで嘲笑う(と書いて「わらう」と読む)
ほどに壊れきってます。
普段なら読むだけでも勇気要るのに、俺ってばもぅ★
勢いでギャル字とか使っちゃいますよ?ー`)自分でも読めないけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「貴方、頭はいいんだから」
ほうぼうでそんな言葉を聞いてる。

違うよ、莫迦だよ、いつも言ってるじゃないか。
学校でもらってくる成績表だって、表示は「1」ばかりだよ。
他人が言ってることの理解に時間がかかり過ぎる、
それに対して正しい日本語で対応出来ない、
オマケに自称性意識が薄いとか何とかの、
そういう莫迦なんだよ。

見え見えの限界と、作り物の理想と、意味もない乱痴気騒ぎと。
世の中はそれだけで出来てると思い込んでる莫迦だよ。

 

華やかで賑やかで、世はこんなにも美しい。

知っていて笑うんだ、全部馬鹿馬鹿しいと。

 

莫迦め。

本当は自分の限界を、線引いて示すことすら出来ないくせに。
「出来ないフリをする」ことで、出来るかどうか
確かめることもしていないくせに。

お前は何様だ? 俺様? そんなの基準にならねーって。
相対的な基準を示して見せろよ、明確に。

 

やれやれ、人間の限界など簡単に見つかるものではないのに、
そんな自問を繰り返している俺って一体何なんだ。
かといって簡単に限界に到達してしまうだけの勇気もないし。

だらだら日々を過ごす中で、一体何を学んだんだか。

昔のお前だったら、もっと冷静に打算的に次の行動を決めて
いただろうに……

日々成長、とか馬鹿なコト言ってんじゃね。
成長してるのは横幅だけだろうが。ああ、肥大化とも言うか。
糖尿なりやすい家系なんだから少し気をつけたらどうだ?

本当に脳味噌使ってるか? 現実って言葉の意味知ってるか?

明日何をしなくちゃいけないか、ちゃんと分かってるか?

 

 

 

理解はしてないけど、ちょっと分かり始めました。

これ、日々成長。

Webで日記書いてる余裕もなくなって来ました。

これ、日々退化。

 

 

 

理解してなくても、明日復学届けを出して来るよ。

マトモに学校通ってたのは、もう4年も前の話。

その後は勿論、その前だって、「クラスに馴染む」なんてことは
出来ない奴だった。
「個性的」「周囲から浮き立つ」のお言葉をいただいたのは
物心つく前だった俺様が、今更馴染めるとは思わないよ。

でも、行かないと。

そう分かったから、行ってくるよ。

 

 

ああ、そうか、もう明々後日は卒業式か。

皆、高校生じゃなくなるんだなぁ。

見送りに行くって言ったけど、行けなさそうだよ。
俺だけわんわん泣いてそうだよ。なんか。

俺、卒業するワケじゃないんだけど。

4年の間、逃げ続けていた場所に戻る俺は、多分同じタイミングで
新しいスタートラインに立つことになるから。

大学じゃないし職場でもない、多分大学よりも職場よりも
個を殺すべき場所、俺に不向きな戦場に立つことになるから。

 

 

なぁ、復学届けを出す前の自分に訊いておきたいんだ。
訊いて、覚悟を決めておかないといけない気がするんだ。

 

個性を殺して生活してくのって、つらいかい?
皆と同じ、限られた選択肢、無限ループの噂と会話。
それだけで構成された場所での生活は、苦痛かい?

自他共に認める"個性派"の"暁"さんとやら。

 

俺、最近になって思うんだけど。
皆と同じことをして、それで埋もれてしまう程度のものなら、
そんなものは個性でも何でもないだろ?

他人と違うことをしたら、目立つのは当たり前だろ?
それは朝礼の時間、一人だけ後ろ向いてる子供と同じだよ。

じゃあ個性ってどういうもんなのさ、と訊かれても困るよ。
不定形の、ましてやイレギュラーな存在あるいは空気、
そんなものに当てはまる言葉など存在しないだろうから、
そういうものは全部、"滝野暁"という名詞に含んでしまえよ。

個性とかの曖昧なものとして切り離すなよ。
なんか違う、なんかズレてる、それが良くも悪くも滝野暁だろ。

だからどうなるかなんて知ったこっちゃない。
どうしたいのか、どうするのかを決めるのに、それは関係あるのかい?
何かをしたいと思ったときに、そうする前にすべきことの山に、
そんなものは関係ないだろ?

ズレてることが武器にも枷にもなるんだろうが、それが
すべきことの内容を何かしら変えてくれるのかい?
とりあえず、滝野暁は滝野暁だろ?
やらなくちゃいけないことがあるんだろ?

じゃあ、「滝野暁はやらなくちゃいけないことをする」。

文の構成が小学生の作文の次元だぞ。
ついで言うと、言ってる内容は幼児の躾と同レベルだぞ。
大丈夫かよこんなので、と言いたいところだが、
大丈夫じゃなくても仕事や課題は山積みだぞ。

くだんねー御託並べてる暇があったら、やることやれよ。
やりたいと思ったことも、好きなだけやれよ。
ダイエット中? 知るか、食いたいもん食えよ。
ヲタク趣味に没頭するでも、ファッション誌に手ェ出すでも、
友達と長電話するでも、趣味の菓子作りだのアクセ作りだのでも、
小説だらだら書くでも、気まぐれに勉強してみるでも、何でもいい。
酒飲んで騒いでも、泣いても喚いても、迷子になっても馬鹿笑いしても、
何だって好きなだけやればいいよ。

 

ただ、最初に。

やることやれよ。
理由なんか知らない。
やるべきことが有るだけ。
だから、それをやれよ。

まずはそれから。

日付が…っ

2004年2月21日 日常
ここ最近唐突に多忙になっています。
いや、忙しくなる原因は自ら生み出しているんですけども。

イメチェンとか某本発行とか復学とかが
現在進行中なのです。並立ですよ、ええ。

同時にやろうとするからマゾい環境になってしまうのであって、
もう少し計画性というものを……

……そんなものがあったら俺が俺じゃなくなるか。

 

そう気付いた青い春も末の滝野ですコンバンハ。

 

 

男前なイメージを払拭、はしなくていいから少し変えてみよー、と
松本嬢に付き合っていただき、服を買いに行きました。
復学願いの手続き等で学校に行った帰り、立花嬢はじめ
友人知人教師その他とも会った後、19日の話。

自分で買うと絶対スーツ系・ズボンはデフォルト、となるので、
もう自らは一切口を挟まずに選んでいただいたのです。

そして滝野、7年ぶりにスカートをはく。

ツッコんじゃいけませんよ。
なんか人生17年を生きてきて7年ぶりとか、それは女として
どうなのよ?とか妹に言われたけど……

中学受験した一番の理由が「セーラー服は嫌」だったなんて秘密は
墓の中まで持っていく気でいました。受験当時。


 

「口挟むな」「似合うって言われたんなら信用しる!」と
最初に決めていたので、10年ぶりに自らの手で
スカートをレジへと運びましたが。

 

……あ、妹のスカートは除外です。俺、荷物持ちだし。

「自分の服」って気がしないとか、試着室で己の姿に脅えてたとか
問題は多々ありますが、多分着てしまえば慣れるのでしょう。
俺の順応能力、その辺に関してはゴキブリ以上だと自負してますし。

 

(ただ切なかったのは、「帰ったらお母さんの前で着て見せたげやー」
 とか「赤飯炊いてもらえるんちゃう?」とか言われたこと。

 そして帰宅して袋の中を見た母が、開口一番に
 「えっ、スカートやん! 赤飯炊かな!
 などとのたまって俺をズッコケさせたという事実も追記して
 おきますд`;)勘弁してよ母さん……(と、松本嬢。

 更にその後、「この服私も着れるかしら」という話になり、
 危うく妹の箪笥に収められそうになったというエピソードまで
 ついてしまいました_| ̄|○ そして母上はそんな話で
 盛り上がっているうちに夕飯の南瓜の煮物を焦がしました。

 それは俺の服だってばYO!д´)ノ

 

その後も四条界隈を探索、適当にお茶したりもしつつ紙袋を
引っさげて歩き回り、自宅での夕飯に間に合う時間には解散と
なりました。うわぁ面白くない記録。

 

俺と松本嬢が四条に行って、ア○メイトにも某同人系古本屋にも、
そもそも普通の本屋にすら寄らなかったなんて……

初めてか。明日は雨か。むしろ槍だろうか。

ちょっぴり不安になりました。

 

その間、話題がKYOネタ大フィーバーだったのは
「さすがだな俺ら。」で片付けられそうです。

全然関係ない話をしていても、唐突に「てめぇ許さねー!」と
アキラネタ引っ張り出してくれる松本嬢が大好きさー`*)
「何を許さないんだ!」とか「なんでアキラなんだ!」とか
ツッコみ甲斐あり過ぎて腹が痛いよ……ふぐっ(←爆笑こらえ中

 

 

目的がコスメの魔法(←松本嬢)と乙女開花(←俺)だったから
アタリマエであるはずなのに、本屋に行かなかったってだけで
「おかしい! こんなの俺達らしくねぇ!」と帰りの電車で
顔を見合わせる俺達万歳な今日この頃。

まぁ電車の中で「あ、KYOの最新刊買ってな…ハッ?!」って話を
しなかったら気付きもしなかったはずなんですが。

ちなみにその話になったのは、郵送されてきた某イベント要項を
見せてもらったからであって……

 

…………。

 

結局原点そこなのか、俺よ(’A`)まぁいいんだけどな。

 

 

 

追記:

学校で色々もらいました。

 

松本嬢からディズニーランドの土産。

メープルシロップ……?

謎です。大変謎です。でも甘党なのと、キャップのプーが
可愛かったのでヨシとします。
周りも紅茶だったりクッキーだったり、食べるものは
もらっても絶対困らないからいいですよね。
(除:嫌いなものをもらってしまった場合。それ以外なら、
 変なキーホルダーなどより断然いいと思われる。

 

そして立花嬢からいただいたのは、オーストラリア旅行の土産。

と、バレンタイン仕様ケーキ(ガトーショコラ。

メレンゲと一緒にモリモリ食べてます(進行形)、ハート型なのが
もらう側としては非情に微妙です、デカいケーキの箱の入った
紙袋を提げて服見るのは結構辛かったのですが
美味なので一切問題はありませんー`*)本当にありがとー。

 

そして真打、担任にも色々もらいました。

ALL1の成績表とか学力確認プリントとか。

…………正直、リュックに詰めるのがかなり辛かったです。
かといって封筒を抱いたまま服買いには行けませんし。
学校前のゴミ箱に突っ込んでやろうかと思ったのは内緒。

 

 

追記2:

「なんかもうどうでもいいや、HAHAHA(ウツロ」という気分の時、
一人称が「漏れ」になる俺。

デフォルト一人称が「俺」なので、それ以上崩そうと思ったら
それくらいしか選択肢が残ってないんですよね…
「私」だったらそりゃ普通だし。
「僕」はテンション高い時のギャグ。
でもリアルで「漏れ」はちょっとまずいかも知らんー`)と、
松本嬢にツッコまれて初めて気付いてみた今日この頃。

改装完了ー?

2004年2月18日 日常
サイトの中身をガラッと改装してみました。
今まで通りのフレーム有り版も残しておくことに……
さて、どっちが使いやすいんでしょう。
マガジン編集部にチョコ送れば良かった。

 

@ヴァレンタインデー。

 

漫画の作者宛てはともかく、キャラクター宛のチョコまで
カウントする漫画家って素★敵だと思います。
「KYO」のチョコ獲得数ランキングはどうやら恒例ぽですが、
ある意味貢献したかったようなしたくなかったような、
そんな滝野ですコンバンハ。

いい話のネタになってくれそうだというだけの理由で
チョコ買って送るのは馬鹿馬鹿しいと気付けただけで奇跡だ…

でも今年はそれ以上にマゾいネタ行為を自らに科したので
ヨシとします。

 

さて、この日記を書いていなかった数日間に何があったのかと
申しますと……

1.トレース台を買ってみた。

奮発してB4サイズの。デザインはA4の方が格好良かったのですが、
小さい台だと紙が曲がる可能性があったもので_| ̄|○

コピー機の次に欲しかったアイテムですд`;)まぁコピー機の
購入など非現実的なので、事実上一番欲しかった魔法道具。
鉛筆主線が命!な滝野、昔はコピーしては修正→コピーと
非常に面倒な工程を経て原稿描いてたわけで……

今度の某アフォ本を出した後は最早「げんこう」などという
言葉からは無縁の生活を送る予定なのですが、絵やら何やら
描くのをやめてしまったワケではないので純粋に嬉しいです。

でも描こうと思ったら漫画用原稿用紙やら何やら、全てが
妹(現役)の部屋に移動しててちょっとヘコ。
いや、もう使わないから勝手にしていい、って言ったのは
俺なんですが。

なんですが……_| ̄|○

 

2.スキャナ購入を断念。

丸め込んだと思った父上が、現物の値段を見て急遽覚醒。
購入検討ふりだしに戻ってしまいましたω・`)
自分で貯金して買うしかないのか……

 

3.昔の同人系アイテム発掘。

件のお嬢さんとイベントに参加する際、役に立つものはないかと
押入れの中を漁ってみたんですが……

妹が結構色んなものを持ち去ってました_| ̄|○ 棚とか布とか。

で、残っていたのは発行物とスケブ。
本の方は記念贈呈だったり、お隣のスペースにいただいたものだったり、
めくってみると結構面白かったんですが……

それ以上に面白いのがスケブでしたー`)うっわ懐かしい。

スケブを描いてもらうなんてことは全くしない人間だったので
スペースの看板だったり店員の状態表示だったりした、
自前絵満載のスケブです。
キャラの設定のまとめなおしとか入っていてビックリ。

一番ビックリしたのは主人公の設定ですが。

血液型とか誕生日とか、話には何の関係もないであろう設定を
自分と同じにしておいたんですよ。主人公。

それは覚えていたんです。

まさか身長体重まで同じだったとわ。

でもこのスケブを描いた当時、俺はまだ成長途中だったワケで、
だから今の俺とは体格が全然違う=主人公の設定として
引用したワケではないワケでして……

偶然って恐ろしい。むしろ、本当に不気味だってば。

 

4.マゾいネタを背負う。

さて、ひとしきり屋内での作業を終えたところで外出。
15日だしヴァレンタインの売れ残りチョコを買うぞーと
意気込んでいました。

意気込んでいました。

この時点で既に何かが間違っている。

そしてそのまま結構高級なお菓子屋に入り、
結構高級なガナッシュチョコを漁り倒し、
結構高級な店らしく店員さんにラッピングしてもらい、
付属のメッセージカード(青薔薇乱舞の悪趣味なやつ)に

「アキラへ」って書いてもらったりしました。

 

そして自宅にとって帰して貪り食いました。

 

阿呆か俺よー`)気まぐれに奮発して高級菓子を買うのはいいが、
店員に「メッセージカードのお名前はどうしましょう?」って
尋ねられてうろたえるなよ……

バレンタイン明けで安くなったところを狙ってきました、って
正直に言えない気持ちは分かるけどさ……

知り合いの名前借りたり自キャラの名前引っ張ってきたりすると
微妙な心境になるから嫌だっていうのも分かるけどさ……

結局自分アテのチョコなんだから自分の名前──と思いつつ、
かといって自分の名前の「暁」の字は本名ままだから
寒々しくて嫌っていうのも分かるんだけど……

 

何故カタカナ。

せめて当て字を。

 

それならまだ「太郎さんへ」とかにしといた方がマシだったんじゃ
なかろうかと今更思ってます_| ̄|○
そんな気はちっともなかったのに、ここ数週間に渡って脳内に
君臨してる氷使いな不思議剣士が思い出されて痛ぇえ_| ̄|○

こういう無意識ネタ体質なんとかなりま専科。

 

 

追記:

その問題のチョコなんですが、箱入りで。

そして半生で。

早く食べなきゃいけないのですが、ガナッシュ系は
においがキツいので一気はツラいところ……

仕方ないので妹にも食べてもらったんです。

高校入試の合格発表直後、「サクラサク」てワケで
高級菓子のおすそ分け。美しき姉妹愛です。

庶民コーヒーを飲みつつマッタリとおやつしました。
今までお疲れ様おめでとー、ありがとーという
和やかなやりとりと一緒にね。

でも食べ終わった直後、片付けの最中にコトは起こったのです。

 

 

妹が捨てようとした箱の、蓋の裏にメッセージカードが。

当然、書いてある名前を見られるわけで。


 

 

そのときの俺、マグカップと皿を洗っていたんですが、
別世界のイキモノ見るような目で見られました…_| ̄|○
同人界の薔薇の園に生きる妹から、もっの凄く冷たい視線を
向けられました……_| ̄|○|||

たまにポストに入ってる同人誌(通販)、親に見つからぬよう
回収してやってるのは俺だぞ? おにーちゃんだぞ?!
たまに封筒の隅から「18禁v」って文字が見えても気にせず
机の上に生暖かく置いてやってるのも俺なんだぞ?!

そんな俺をそこまで冷たい目で見ることないだろ!!!(涙目
題に意味などない。

 

おはようございます滝野です。

 

物凄い勢いで某大規模掲示板に晒されました。

 

という夢を見ました。

 

ここ数日、自サイトのカウンターは回ってないのに
アクセス解析にありえないほどHIT数が刻まれている、
そんな怪現象の反動だと思われます。

いくらか読んだ限りでは、

1.どうやら俺の弱点はワサビとヲタ指摘らしい。
2.俺の自画像のAAが貼られている。
3.幸村(by.KYO)に「くすっ」と笑われるAAが貼られている。

こんな感じ。

どうせ笑われるならアキラが良かったなぁとか腐ったことを
考えつつ、そこで目が覚めてしまったので続きが気になります。
スクロールバーが結構長かったような……
こんな微妙な奴の何処をどう叩くスレだったんだろう。

 

むしろ俺の脳は何故、あんな夢を見たんだろう(笑)。

 

一緒に昔の友達とファミレス行ったり、
帰りに置き去りにされそうになったり、
近未来の宇宙の最前線★で働いたり、
そんな夢と一緒に見た今朝の夢の話。

 

でもカウンターと解析の件は本当に気になってます。
晒されたにしてもカウンターは回るはずだしー`)何故だろう。

れいあうたー

2004年2月14日 日常
自宅サイト改装してます(進行形。
検索エンジンに登録しても大丈夫なように、
モニターサイズ小さくてもOKでしょ?版を
一から作り始めたりしてるのです。

あ、メインよりこっちの方が可愛いかも(何

 

ってワケでいっそのこと全面改装か?!
しかしフレームなくすとちょっと不便だなぁ。
と考えてます、滝野ですコンバンハ。

コンバンハ。

 

うわぁ……作業してるうちに日付変わっちゃったよ。

もうバレンタインだよ。知ったこっちゃねーよ。
明日四条まで出るのに、2月14日だなんて嗚呼、
加茂の河原にカップルという名の(目の)害虫が
わさわさ湧いていそうです。

嫌だわ、スキャナ買いに行くの延期しようかしら(何

 

実は13日、ほぼ完全に寝てました。

聞いて驚け18時間睡眠。

目覚めたら父上が水炊き作ってた。

ヤケクソのように鍋をかきこみ雑炊をかきこみ、その後猛然と
先に述べた作業をしつつROにも入ったりなんかして今に至る。

 

ハッキリ言って、書くことない日だったのですー`)

仕方ないので明日(って言っても14日なので今日だが)の
ことでも書きますかー。

 

親同行で四条へ参ります。
バーゲン末期の冬物買いに行きます。
父を丸め込むことに成功したのでスキャナーも見に行きます。
溜めたお金でトレース台も買うつもりで居ます。

 

トレース台ですって奥さん!
今まで鉛筆主線で何度も雑線を消して消して、時々黒鉛が
にじんで泣きそうになったりもして、ペン入れしたらしたで
面倒だったあの「消しゴムをかける」という作業段階!

あれが完全になくなるんですのよ!

 

興奮のあまり思わずどこぞのマダムのよーな口調に
なってしまいました_|\○_でも嬉しい。

 

 

イメチェンするべ!と思い立った矢先に己のヲタ度ゲージを
大幅上昇させるであろうアイテムを購入する滝野、
果たしてこいつの脳味噌は働いているのだろうか。

いや、働いてなどいない(反語)。
世の中には音楽を聴きながら本を読む人など多々
おられると思うのですが、滝野はそれが出来ません。

音楽を聴くなら聴く、本を読むなら読む。

全く別の作業として、無駄に真面目に真正面から
挑みかかってしまいます。

それは何故か。

思うに完璧主義者なのですねω・`)そこそこで済ませて
おけばいいものを、完璧にしようとするの。

歌詞なんか聞き流したっていいんだよ、読めない漢字も
辞書引いたりせずに読み飛ばせばいいんだよ、分かってるのに
やめられない止まらないかっぽえびせん(誤

 

しかし現実は甘くないので色んなことをせざるを得ず、
結局どれも半端な完成度のままで次の作業に移らねば
ならなくなる滝野です_| ̄|○コンバンハー

 

周囲が卒業旅行ラッシュなよーです。

3件くらい誘われたけど、俺、卒業しません_| ̄|○
(内訳:幼馴染+学校外の友人+元・クラスメイト)
俺ひとり来年も再来年も高校生だよバーヤд´)ノ

本当は行きたかったんですがね。
そんな体力は多分ないのですω・`)絶対倒れる。

ここ数ヶ月で、

 

あー、汚い話で申し訳ないんですが……

 

 

 

吐きかけた胃容物を再び飲み込むという技を身に付けるほど。

そんな技術が必要になるほどに体の状態がデンヂャー。


 

そんなのが卒業旅行に一緒に付いてくるって、どうよ?
卒業するわけでもないのに。

そして生々しい話だが今の我が家は切実に金がないー`)ノ
というワケで大人しく我慢の子です。

 

 

 

体壊してさえなければなー、と思うのは間違ってるかな。
俺はそのお陰で、選択の幅も自由も狭められてしまったからな。

代わりに色んなこと考える時間ができた、けど、
下った結論は「何をやっても結局くだらねぇ」で、
そこそこ楽しければいいやという駄目思想に至ってしまった。

周りの皆がアタリマエのようにしてることに参加できないのは、
それがどんなにくだらないことでも寂しいものなのだよ。

 

 

散歩に出かけたら、昔お世話になった大手文具店が
「自己破産申告しました」の張り紙を扉に貼っていて
結構ショックだったりした今日この頃。

幼稚園の頃からこまごましたものを買ったり、同人活動
最盛期には製本テープや特殊紙のカタログも見せてもらって、
思い出深い店だったんですけどねω・`)残念です。
一日に数件を書けるようにシステム変更されたこの日記。

だからって何件も書いてる俺は一体何がしたいんだろう。

ほけーっと考えてます、滝野ですコンバンハ(何度目だよ。

 

 

 

 

 

つまるところは「何も考えたくない」のだと思う。

滝野は本当に夢想家で、現実を見ておらず、かつ見る気もなく、
ただぼけぼけと自分の空想や他人の空想の中で生きている。

しかしながら今考えねばならんのは目の前の現実についてで、
本当なら日記など書いたり音楽を聴いたり漫画を読んだり、
躍起になってゲームに打ち込んだり、そんな暇はない。
現実を考え、見据え、強かに生きる術を身に付けて行かねば
ならん年頃であるハズなのである。

体を患った。心も患った。容姿は醜くなり、それと同じくして
精神もまた醜悪に屈折し歪曲していった。

だからどーした、と自分を叱らねばならん。
闇の住人を気取ったところで、朝はまた来るのだから、
その朝に備え、覚悟を決めておかなくては。

 

文章を書くということは好きだから、絵を描く時よりも
無心になるから、だから日記を書いて逃げる。

それでは駄目だと言うに。

時折こういう文を書いて、自分の首根っこを掴んで
引っ張り戻してやらなくてはいけない。

文を書いて逃げる自分が、あまり好きではない。

文を書いて、何とか引っ張り戻してやれる自分は
結構好きなのに、残念である。

 

 

 

▼ で。

文というのは思想・夢想の断片だと思う。
その時俺の脳に走っていたものを、そのままキーボードに
載せて作るのだから当然だ。

その断片は、残すのも、見返すのも、嫌ではない。

 

だが、写真は嫌いである。

時間の断片を克明に切り出す、写真というものの上に
俺自身の姿を残すのが大嫌いである。
風景や友人の写真は、懐かしい記憶の切片であり、
大切な宝物にもなり得るほどであるというのに。

思想の上の、夢想の上の自分は認められるくせに、
現実に存在する自分の姿を見るのは嫌いなのだ。
毎朝向かい合う洗面所の鏡だって、許されるなら
叩き割ってやりたいほどなのだ。

 

これでは駄目だと重々承知なのだが。

 

さあ、数学の問題集でも解くか。
アクセス解析、というのをサイトのトップに貼ってます。
どこからのリンクでアクセスしてきたか、閲覧者の環境やら
何やらが分かるので、カウンターと並んで更新意欲の元に
なってくれるのですー`)

 

が。

 

たまにこれ、よく分からん単語での検索とかが混じっていて
笑えるんですよね。

昔だと「エロかわ」とか。「夜明け 日本」とか。
「滝野暁」のHNで検索された、その結果表示ページに
登場人物紹介……滝野暁」とかの創作小説サイトが
引っかかっていたりとか。

他にもまぁ、色々と……

 

でもな、俺、この日記がリニューアルしてから付いた
アクセス解析の結果を見て、こんなに遠い目になれるとは
思っていなかったよ。

俺の日記が検索結果に表示されるキーワード↓

 

キューティーハニー 18禁

 

 

 

……ごめん、君が望むような内容じゃなくて本当ごめん。

なんか謝りたくなった滝野ですコンバンワ★

 

トリビアで「ご飯と一緒に食べたいものランキング」などやって
いますが(進行形)、滝野はご飯そのものが大好きな人なので
一品ごとに「おいしそー」とヨダレをたらしております。

焼肉やカレーは言うに及ばず。

タラコは焼いてよし生でよし、明太子にしたってよし、
日本人ならばたくあんも悪くはないが韓国のりも捨てがたし。
焼きのりは市販のものは香りが悪いので、母方の実家が
産地直送してくれるものでないと認めません。
無論梅干も好きです。お砂糖と少量の水で煮込むと、
日持ちは悪くなるものの酸味が抑えられるので、
梅干嫌いな人にはいいかも知れませんー`)(豆知識

で、ベスト3は「明太子/納豆/キムチ」?!

Σ д`)日本人の心、たくあんが……日本を代表する漬物が、
キムチに負けたですって?!(ちなみにたくあんは19位らしい。

多少の衝撃を受けつつ、だよなぁ、今や国内での消費量は
キムチ>>>たくあんなんだから……と微妙に寂しい心境に。
韓国ではキムチ<たくあんになりつつあるそうなので、
文化の交換ってわけでω・`)なんか不思議です。

ちなみに滝野はキムチが食べられません。
って言うか、滝野家にはキムチを食べる人がいません。
一度母が買ってきた時は結局ほとんど箸をつけられることなく、
ヤヴァい色に変色するまで放置されてました_| ̄|○勿体無ぇ!

 

 

何故テレビの話で日記を書かねばならんのかと言うと、
それは「受験終わったよ★あとは結果を待つだけ」な
妹が母を連れて買い物に出てしまったためです。

彼女が今までの鬱憤を晴らすために買い物していたであろう頃、
俺は洗濯物と布団の番をするため家でフテていたのでした。

髪を切る日

2004年2月11日 日常
ええ、やっと切りました。髪。
だって京都市内で7千円かかるとか言われたんだも、と
フザケた理由で切らずに居たんですが……

ばさーっと梳いて髪全体の重量落として、前髪を
作ってもらってきた滝野ですコンバンハ。

おお、俺に前髪がある。何年ぶりだよ、前髪ある俺。
って言うか切った髪の量が凄かったよ俺。
床に黒いとぐろが……ッ、て言うかあれは何? 生き物?
俺の髪、長さだけ見れば5センチも短くなってないんですが?

梳くだけ梳いたら、「もじゃ」と重かった髪の毛が
「ファサ……☆」て感じに軽くなりました。
かき上げるのにも力が要ったのが嘘みたいな。
お陰様で、頭そのものが軽いです。

中身が軽いのは昔からです。

ばっさり切って昔みたくショートにしたら、
すっごく軽くなるんだろうなー…。

 

切ってもらったのは近所の美容院。
近所と言っても散歩コース上なので、早朝か夕方遅くにしか
通らない場所にあるのです。

 

穴でしたね。穴。穴場。

安っ。学生のカット2500円ですよ。
そして店員さんが超親切。
髪色と服装からメイクのアドバイスまでくれるんですよ。

結局染めなかったんですがねー`)黒髪は女の命ですわ。
それを奪っていいのはアキラだk(テメーの脳味噌腐ってるよ!

そしてメイクなんてしていないのですがねー`)すっぴんです。

服装については色々と……なぁ……?

 

俺はイメチェンするの簡単だからなぁ……

ほら、まずスカートをはいたらその時点でイメージが変わる。
かれこれ8年穿いていないからな、はっはっは(高笑い

 

色々話して、とりあえず似合いそうなファッションについて
教えてもらったりとかしました。

いや、全部知ってる知識だったんですがね……_| ̄|○

でも自分でやるのと他人に勧められてやるのとでは気分的に
違うので、今度買いに行ったら気にしてみよう。うん。

 

あと、スカート買おうかなー`*)目覚めよ乙女チック俺。

……乙女チック俺?

まず一人称「俺」ってのが駄目くないか?(今更

 

妹が受験をしている裏で、そんな初歩的なことに
気付いてみた今日この頃。

面接お疲れ様ー☆ってドーナツ買って帰ったら、
彼女は既におやつを済ませておりました_| ̄|○
おにーちゃんはいつだって空回りなのです……

 

 

 

 

追記。

前髪を作って、髪の毛に段を作って、微妙にシャギーも入れる。

そんな感じに髪型を変えてみたんですが。
縛ってみたらどこかで見たような髪形になりました。

 

……………黒辰伶?(←自分の頭を鏡で見た第一印象

 

次の瞬間、即座に「こんな辰伶は嫌だー`)」と
ツッコみを入れる俺がもう駄目だ。

ツッコむくらいなら最初からそんな発想すんなよ、俺。

じいちゃん

2004年2月10日 日常
滝野が「じいちゃん」と呼ぶ人は、この世に一人しかいない。

母方の祖父である。

父方は「おじいちゃん」であって、「じいちゃん」ではない。

 

滝野はこの「じいちゃん」をひどく尊敬していて、
「この人みたいになりたい」と常々思っているのだ。

 

では、その「じいちゃん」はどんな人だったか。

 

俺の記憶の中にある「じいちゃん」は、まず間違いなく
直立していない。歩いていても、どこかおぼつかない。
いつだって酒と煙草のにおいをプンプンさせていて、
そう、彼はアルコール+ニコチン中毒者だったのである。

俺が実家に遊びに行くと、「じいちゃん」は必ずどこか、
隅っこあたりで、酒瓶やビール缶を片手に酔いつぶれていた。
彼がくつろぐ部屋の壁紙は煙草のために黄色く変色し、
入っただけでもうっすらと酒と煙草のニオイがする。
ばあちゃんに言われて起こしに行くと、隅っこのあたり、
着ている布の目地まで酒と煙を染み込ませたようなニオイを
させて、べたりと寝転がっているという人であった。

それをゆさゆさと揺さぶって起こすと、じいちゃんはまず、
濁った目で俺を見て、「おお、暁、来たんか」と笑う。
それから時々、つけっぱなしだった携帯ラジオの電源を切る。
そして、ついさっきまで酔いつぶれていたのが嘘のように
やたら元気良く立ち上がり、「カキ氷食いに連れてったる」
と玄関に向かうのである。千鳥足で。

家族が「酒飲み過ぎたらあかんよ」と忠告して、そのたびに
「うるさい」と返すのだが、何故か俺と母が注意した時に限り
「はい、すみません、すみません」と異様に腰が低くなる
不思議な人であった。

 

とはいえ母方の実家は遠かったので話すこともほとんどなく、
俺が中学一年生の時に亡くなってしまったので、
それだけならば憧れることなどなかったに違いない。

 

俺が「じいちゃん」に憧れるようになったのは、彼の死後
数年が経過してからのことである。

 

じいちゃんは死ぬ前に、本を出していた。

商用ではなく、身内に配るための自費出版である。
ハードカバーの黒い表紙に薄紙をかけられたその本は、
今もうちの本棚に眠っている。

本の内容はじいちゃんが若い時分から書き溜めてきた俳句を
まとめたもので、実は俳句雑誌などにも掲載されていたらしい。
だが内容を解するには俺はまだ小さく、その本について
じいちゃんと語るということは出来ないまま終わっていた。

読んでみて初めて、じいちゃんという人に興味を覚えた。

聞いて回ったら、色んな人が色んなことを教えてくれた。

 

 

母方の実家は、伊勢湾に浮かぶ小さな島にある。

戦術上利用価値があるでもなく、農業をするにも不向きな立地の
その島は、昔々から海産物を頼りに独特の風習を築いてきた。
じいちゃんも例に漏れず、海産物加工業を家業とする家の
息子として生まれてきたという。

と言っても戦時中のことであるから、仕事の内容は海草や
ジャコを手作業で日干しにするというもの。

やたらと学に長けたじいちゃんは、戦争に駆り出されることも
なく大学まで進み、その間に戦争は終戦を告げていた。

そして大学を出たじいちゃんは、家業を継いで真っ先に
自宅を小さな工場へと改装してしまったそうだ。

 

自宅を工場に。ブっ飛んだ発想である。

しかし商品の大量生産を可能にしたじいちゃんは
工場制作費の元をとって余りある利益を叩き出し、
島でも名の知れた小金持ちとなった。

 

これだけだったら、俺は「へぇ」と関心するだけで
話を終わらせていたかも知れない。
母が小さい頃はちょっとしたお嬢様だったことなど、
方々で聞いていたからである。

しかし、じいちゃんは更にとんでもない奴だった。

加工業に従事していた人達が、じいちゃんに倣う形で
次々に機械を導入し量産を始めた頃、彼はあっさりと
自分の工場を手放したのだ。
決して事業が廃れ始めたワケではない、むしろ全盛と
言えたであろう時期に、である。

 

当時の日本は物質的にも豊かであると言える程度に成長し、
家族旅行なるものも盛んに行なわれるようになっていた。
じいちゃんはそこに目をつけて、島で初めての観光旅館を
作ったのだ。
不便な島であるから、送迎車完備(島で初の車だったらしい。
風呂完備。電話線も有り。カラーテレビも置いた。

工場を売った金でそういった準備をしたものだから、
失敗していたら目も当てられない状態になっていたことは
間違いなかろう。

だがじいちゃんは思い切りよく旅館を作り、
それで成功しちまったんである。

島に訪れる人は増え、旅館の名とともにじいちゃんの名前も
島中に知れ渡り、じいちゃんは世に言う成功者になった。
観光業が盛んになり、観光に訪れた人々のための施設や
名所案内も作られるようになったのが80年代後半のこと。

 

そして。

 

彼は90年代に入るなり、全てを売り払ったのである。
人々の旅行先が国内から海外へと移り始めた矢先、
島が観光地としての価値を失う一瞬前という、見事なまでの
タイミングの良さであった。

 

 

だから今、残された祖母は、彼が旅館を売って建てた家で
ひっそりと暮らしている。
それでも余りあるであろう遺産は、島に寄付されたらしい。

じいちゃんが、そうしてくれと遺言を遺していたからだ。

彼が死んだのは不幸な偶然が重なっての事故が原因だったが、
それでも遺書など遺しておくあたりが抜け目ない人である。

 

 

持っていたものを簡単に捨てて、新しいものを掴みに行く。
その生き様は危なっかしかったかも知れないが、格好いい。
そして生まれた土地に誇りと愛着を持ち、島を離れることなく
長年に渡って俳句に詠み続けた、その姿を尊敬してもいる。

小説書く身として、俺も死ぬ前に一冊の本にできる程度には
書きたいな、と思う。

記憶の中のじいちゃんはいつだって酔いつぶれ、
やたら娘や孫に甘いだけのだらしない人だったが、
あのとろんとした目には世間はどう映っていたのだろう。

今更興味が湧く。

生きていたら、一緒に酒でも飲みながら
話をしてみたかったな、と思う。

 

 

今の島は、もう観光地としては廃れてしまっていて、それでも
諦め悪くビーチを整備したり遊歩道を作ったりしている。

じいちゃんが俳句に詠んだ景色のひとつひとつが、
その開発事業に踏み潰されていく様を、毎年目にする。

去年はじいちゃんの旅館の前の浜が潰されていたから、
次に行くときは氷屋の脇の林もなくなっているだろう。
そんなことをして、あの島があの島であるという特徴を
消し去って、どんな人が来るようになると言うんだろう。

お洒落で現代的なリゾートなら、他所に腐るほどあるのに。

その景色を見て、ばあちゃんは泣いていた。

島の、その時々の情勢を見極めて生きてきたじいちゃんなら
何て言うのだろう。
聞けないのがちょっと残念である。

君の居た場所

2004年2月8日 日常
珍しく早起きしたのは、

眠ったのが午前の5時過ぎだったのに、

歩き回って疲れていたのに、

作業だって色々してクマが出来るほどだったのに、

それでも早起きしたのは、

彼が居なくなったからだ。

おはようございます。
珍しく早起きの滝野です。

彼が俺の生活の一部になったのは、中学生の時。
入学祝いにと親にねだって、ねだってねだってねだり倒して、
ようやっと家に入れることを許された。

彼は、桜文鳥だった。

中学に入って間もない頃に、電車に揺られて買いに行った。

春の休み、遠くの小鳥屋で一目惚れした彼を買いに、
がたごとと小一時間を電車に揺られたのは晴れた土曜のこと。

彼は品評会で上位を取れるようなレベルではなかったけど、
結構な美人さんで、さえずりがとても上手だった。

さえずりと言えばカナリアが有名どころだけど、
あのスマートな歌手よりも数段ほったりとした彼が
止まり木の上でダンスを踊る様は随分可愛らしかったと
記憶している。単なる親バカかも知れないが。

彼は購入した時点で、既に奥さんがいて、彼らの息子や娘は
そのほとんどが別の人の家へともらわれて行った。
これ以上増えられても困る、と彼らの籠を分けた冬に
彼女が死んだことが、今でも何か申し訳ないように思えて
忘れられない。

残された彼はそれ以上子孫を作ることもなく、旅行のたびに
どこに預けたものかと主の頭を悩ませ、空になってしまった
隣の籠を時折不思議そうに見つめていた。

その彼が、動かなくなって鳥籠の床に横たわっていると、
ベッドの中で母から聞いた。

意識が一気に覚醒して、穏やかに眠っていた心臓が急に
不規則な慟哭を始めた。

俺が寝室に上がった時には、彼は止まり木の上で休んでいた。
それから俺は、ゲームして本読んで絵を描いてと、久しぶりに
パソコンから離れたヲタクライフを満喫したのだが。

俺が吹き出して、泣いて、あるいは真剣に紙と対峙していた時、
彼の命はあの細い止まり木からゆらりと落ちて行ったのだ。

それがあまりに唐突なことのように思われて、俺は最初、
その羽毛の塊が彼であるということを認識できなかった。

拾い上げ、ミントの葉とティッシュで丁寧に包んで、
その軽さにぞっとした。

爪を切るたびに噛み付いてきた生意気な嘴も、
その時暴れて危なかったので何度も指を掴ませた脚も、
俺を見上げる時に必ず傾げられていた首も、
どこまで見えているのかと不思議だった小さな目も、
ばさばさと飽きずに籠にぶつけていた柔らかな羽も、

もう動かない。

凍った粘土質の土にスコップを突き立て、木の根を裂いて、
冬の庭に咲くムスカリと小さな菊を彼への手向けとして。
載せる石は墓標などではなく、猫に持ち去られないようにと
重石として必要なものだ。

土の石の冷たさが、指に染みた。

埋葬を終え、空になった籠を見る。
空になった籠の横には、我が家に残った唯一の彼の息子が居る。

彼は籠の格子越しに父親としょっちゅう喧嘩をしていて、
見た目も声も決して良い部類ではなく、だからこそ誰にも
もらわれずに我が家に居たのだが、その彼がただぽつん、と
籠の中で動かずに居た。

無駄に臆病な、飼い主の俺が餌をやるにも水をやるにも
籠の反対側の隅っこまで逃げるような奴が、動かずに居た。

隣の籠に一番近い場所で。
いつもなら俺が近づいただけで逃げる、その彼が。

その姿が無性に寂しく、墓穴を掘っていたその時よりも哀しく、
指先の霜焼けになりそうな肌よりも頭の奥が冷たかった。

「彼」を小鳥屋で買ったとき、俺は店主に言われた。

小鳥というのはこう見えて、随分長生きするんだ。
このつがいなら、多分君が大学生になるくらいまでは。

店主は俺に、「それまで責任を持って飼えるのか」と
暗に問うていたのだろう。

でも俺はそのことを思い出して、多分教師にも親にも自分にも、
一度も申し訳ないと思わなかった「留年して休学すること」を、
初めて申し訳なく思った。

彼が死んだことと、俺が学校に行っていないことの間には
何の関係もないのに、むしろ学校に行っていない分だけ
彼らの世話は時間をかけた丁寧なものになっていたのに、
それでも申し訳ないような気が、した。

残った息子の名前は、ひぃ、という。

元は「雛太郎」という、言ってみれば愛称だったのが、
いつの間にか「雛」と呼べるのが彼一羽になっていたので
それが名前として定着してしまった。
「ひなたろう」が「ひーたろう」になり、更に縮まって
最初の一文字しか残らないという現状に至る。

そのひぃはさえずりも下手で、そもそも滅多にさえずりなどせず
ぎゅるぎゅると喉を鳴らして父親と喧嘩をするばかりだったが、
今日になってから何度、彼のさえずりを聞いただろう。

稚拙な愛の歌。
縄張りの主張。

時折止まり木の上を跳ね、隣の籠を覗きこんでは小首を傾げ、
いつもならさえずると途端に対抗してくるはずの隣人を
探しているような様子を見せる。

事実そうなのかも知れない。

ひぃの隣には、必ず彼がいたのだから。

買い物に行こう、と思った。

欲しかった本を買って、必要な物を買って、
ついでに学校にも顔を出しておこうか。

ペットショップにも寄るかも知れない。
文鳥のつがいを作るのは難しいと承知だけども、可愛い子が
居たら「ひぃの嫁に」と買ってしまうかも知れない。

買ったら買ったで、また増えたら貰い手がないとか、
旅行のとき籠を二つも預かってくれる人がいるのかとか、
色々親に文句を言われる気がするのでやめておくが。

俺の手を6年間も煩わせてくれた彼へ。

ありがとう。
懐いてもらえなくても、噛み付かれても、
俺は君らの営みを見ているだけで癒されたんだ。
やたら掃除をするだけの飼い主だったけど、
とにかく大好きだったんだ。

君は立派に寿命を全うして、20羽以上も
子供を作って、実は大往生だったんだぜ?

ひぃはもう中年で、嫁もいないけど、
俺の不手際で死なせるよーなことだけはしないから。

こっちは羽に霜がつくほど寒いけど、
そっちは暖かいといいな。

ゆっくり寝ててくれな。
いや、寝てなくてもいいんだけど。

ありがとう、さようなら、って奴だ。

おやすみなさい。

陰謀のKYO

2004年2月6日 日常
凄い勢いです。

懐からのお金の流出具合が。


それに少しでも歯止めをかけるべく、古本屋を
梯子してます滝野ですコンバンハ。


いや本当は、古本屋だけじゃなくて普通の本屋も(何

そして美容院も。


ええ、元凶はタイトル通り「KYO」の単行本ですよ、
だって二カ月おきに単行本が出たりとか企画が出たりとか、
そもそも連載開始から数年で単行本の数が二桁とか……

これだから週刊連載はハマりたくなかったんだ!д´)ノ

流石に限定版24巻は諦めておりますが、どうせなら
少しでも安く……というワケで色々走り回ってます。
どーせなら限定版だって欲しいしー`)やれやれ、
一ヶ月前なら普通に店頭にあっただろうに、何故
微妙にワンテンポ遅れたハマりだったんだろう。

とりあえず知っている限りの古本屋を梯子した後、
欠けている巻を新刊で諦め買いする予定で……

と、ファンなのか何なのかよく分からない予定を
立てつつ、本命美容院。


ナウなヤングにバカウケのヘアを手に入れるべく
電気街の誘惑を振り切って駆け抜ける滝野、
えっCD-ROMが21枚で1200円ですって?!(断末魔


……_| ̄|○ カットの基本料金が5000円は高いと思います。
長いから7000円になります、とか結構酷いと思います。
髪の毛切らせてください、今貞子みたいだから。マジで。


普通の本屋さんで西尾維新さんの最新刊を見つけたりとか、
買う気もないのに「KYOないかなー」と棚を覗いて
微妙な心境になってみたりとか。
(1.「アニメ絶賛放映中」の帯が残ってるのは微妙。
 2.限定版用のボックスに通常版が入ってるのは微妙。
 3.平積みなのに最新刊が無い(在庫も無いらしい)のは微妙。

髪の毛切らずに靴屋の閉店セールを発見して、ブーツが
やたら可愛いなぁvと惚れてみたりとか。
サイズも合っていたんですが、似たようなのを松本嬢が
持っていた気がするのと、「常時長ズボンの俺にブーツは
必要ねぇ!」とレジの前で気が付いたので購入せず……

本当はジャケットがもう一枚欲しかったのに、それも特に
いいものは見つからず帰ってきてしまいました。


色んな店に出入りして、結局一番気になったのが
中古DVDの「KYO」だったというのが自分で痛い。

ヲタまっしぐらでいいや、と諦めの境地。

ちなみに何故気になったのかというと、2〜6巻という
微妙なそろえ方だったからです。

「え、1巻は?」って……

もう気になって気になって……

いやごめん、欲しくはない。欲しくは。



本命は病院だったということを書くべきか否か、
色々考える今日この頃。

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